日記「あつあつポテト」

トリサンガツ
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芋を揚げた、こんな深夜に。

自分は基本的に昼夜逆転の生活をしているので今は昼と言っても良いのですが、深夜に食べ物を食べる罪悪感の原因が「食べた後にたいした運動(活動)をしない」というのであるならば、私にとっても今は深夜であると思う。今日は休みだし。

言い方が合ってるかわからないけど、最近揚げ物専用の鍋を買ったので油を使う料理に少し前向きになっている、今までは普通の鍋に油を入れて使っていたのでなんとなく「外れた行動をしている」感覚があった、油鍋を買うことによって揚げ物が歓迎されている気がする、揚げたものを置く用の網パーツみたいなのもついてるけどそれは邪魔なので使っていません、普通の鍋で良いのではないでしょうか。

揚げ物へのハードルが下がっているので、その鍋で思い立った時に冷凍ポテトを揚げることだってできる。ちょっと前は業務スーパーで買ったシューストリングポテトを揚げていたけど、シューストリングポテトを使い切った次はハッシュドポテトをニコニコ顔に固めたやつを買ってきている。お弁当とかに少し入ってると嬉しいやつだ……ニコニコ顔のポテトに「お弁当に入ってると嬉しいやつ」という感想を抱くけど実際お弁当に入ってて嬉しかった記憶があるかと言われると微妙、そんなことあったっけ、でも覚えてないくらいの幼少期に多分あったんだろうな。お店でこれを見つけた時は「あのお弁当ポテトを家で好きなだけ食えるのか」と気持ちを高揚させた。

油をあたためて芋を投入。きつね色になるまで揚げて油を切って塩をかけて、ケチャップをつけて……うん、美味しい!美味しいけどなんか味が薄い、塩とケチャップの味はするので良いんだけど「芋の味」みたいなのが全くしなかった。ただ熱くてサクサクでおいしい!芋の味が全くしないのに熱くてサクサクで塩とケチャップがあるとだいぶ美味しい……

味がしないなあと思いながら熱々のうちに全て食べ切ってしまった。これは商品レビューの投稿では無いけど、もしかすると熱々サクサクじゃなかったらかなり厳しい味だったかもしれない。私は熱い食べ物が好きだ。口の中を火傷しそうなほど熱い食べ物が好きです。寒さが苦手なのでその反対位置にあるものを好いてるだけかと思っていたけど、食事において、あたたかい状態で食べる料理が熱々であることはそれだけで美味しさレベルがかなり加算されているんだなと思った。あたたかいと食えるけど冷めるとちょっとわかんないみたいな料理結構ある。

「冷めた状態でもまあ美味しい」は独立した利点だし「あたたかいことは素晴らしい」とも思うけど、この世に存在するあたたかくないと駄目な料理ってちょっと贅沢でありかなり不親切だよなあとも思う、件のマフィン屋のことしかり、「冷めるとまずいんで絶対にあたたかいうちに食べてくださいね」という提供者側からの不親切を受け入れた上で、それが許せるくらい美味しい料理であるなら良いことだと思います。ちょっと大変だけどまた食べたいなと思えるなら。

ニコニコのハッシュドポテト、美味しかったです。でも多分次は買わないかな。