今年の僕のテーマは「合理化」だ。日常や生活の無駄を改善していく。これは「選択と集中」、「健康」そして「習慣化」の三つから成る。
一つ目。「選択と集中」は端的に言えば投資と節約である。昨年と一昨年はあえて収支の管理をしない方針だったが、今年からは少し先を見て方向転換をする。向こう三か年で資産を倍にすべく、今ある貯金のほぼ全てを使った株式及びインデックスファンドへの投資と、厳格な予算管理によって生み出される余剰資金の追加投資をしていく。メインの口座残高を限りなく少ない状態にすることで定常的に発生している無駄遣いを減らすと共に、突発的な消費の抑制を図る。一人暮らしを始めてもう数年が経過したが、明日までにまとまったお金が必要だという問題に直面したことがないのでおそらく大丈夫であろう。
二つ目の「健康」は言わずもがな、「健全なる精神は健全なる身体に宿る」というやつだ。様々な事情を勘案して、健康に気を配ることが自分の人生に良い影響を与えるはずだと判断した。昨年は歯の定期健診を始めたり眼鏡を常用し始めたりしたので、次は食事まわりであろう。深夜の喫食の禁止、平日のお菓子禁止、シリアルを食べるようにするなど、いくつかの改善を行っていく。できれば早寝などもすべきなのだろうが、抜本的な改革になりそうなのでそれは今年のスコープには含めない。なお、本項目のゴールは体重50kg台である。今の体重はおそらく60kg後半だ。
最後に「習慣化」。上記の改善たち含め、日々の活動を仕組みで管理することで生活に組み込んでいく。使うツールは「Microsoft To Do」。朝夜の歯磨きから部屋の更新作業まで、あらゆることをリストで管理していく。次第に一日でこなすべきタスクが増えていくことが懸念されるが、それを継続していけば効率を考えて行動するようになるだろう。個人的には平日できないことは休日にもできないと思っているので、毎日の繰り返し予定を増やしていきたいところだ。一年かけて、リストに書いてあることを意識せずともこなせるレベルを目指す。
以上の三点を軸に今年は生きていく。とは言っても生活のすべてを合理化するわけではない。皿洗いや洗濯物干しは結構好きなのでその手の家電を買う予定は無いし、生来のこだわりの強さの全てを力ずくで矯正するつもりもない。あくまで部分的な合理化である。あるいは、そういった事柄に集中するために他を合理化していくのかもしれない。