タイヤ空気圧設定のための重量計測

toshima_cp
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公開:2024/11/20

新車を買ったので、久し振りに「全備重量」を測定してみた。

完成車+アシオマデュオ+レックマウント+ボトルケージ2個+携帯ポンプホルダー:7,350g(50g単位での計測)・・・(A)

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2025/01/15追記

ちなみにこれまで乗っていたマシンはTCR ADVANCED SL ISP 2018年モデルに9100系の紐デュラをメインにくみ上げたリムブレーキモデルですが、その重量は7,050g(50g単位での計測)でした。新車の7,350g(50g単位での計測)・・・(A)と同じ条件で300gの差がでました。

サドルで-40g, ホイールのカタログスペックで前後合計1,404-1,339=65gだけ新車の方が軽いのですが、ディスク化とコンポがアルテグラであることから実際には300gもの大差が付いてしまいました。実際、持ってみると300gの差は大きく、ディスクロードは「ん、重いな・・・」と毎回感じています。

新車のコンポをデュラエースにする予定は(当然)ないので、せいぜいクランクをエライリーのカーボンにする程度でしょうか。私の新車にはパワープロがついているので、クランクだけで150g~180g程度、パワープロも合わせると175~205g程度は軽くなるので、重量差は125g程度まで(一気に)縮むことになります。ただし、クランクが軽くなってもタイヤやホイールでの軽量化に比べて、同じだけ重量を減らしても体感できる差はかなり小さいはずです。ザックリ計算したところ「こんな金額かけてタイヤを前後で〇〇g分削る程度の違いしか無いなら無駄金だな」と思う程度です。そうは言っても使うタイヤが固定されているなら、ヒルクライム一発勝負(なんの勝負?)とかレースをするならカーボンクランクにしたいでしょうね。私はレースはしないので憧れだけです。想像するに、かなりのパワーをかける場面や高回転の場面などでは有利になるのでしょうね。

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さて、話を戻すと(A)の重量に加えて以下の装備を追加して走る事が多いです。

Edge1040・・・150g(ケース込み) サドルバッグ with テールランプ・・・655g フロントライト・・・137g フロントライト予備バッテリー・・・77g 魔法瓶・・・825g(満水) ボトル・・・825g(満水)                         空気入れ・・・89g                            以上、マシンに取り付けるもの合計:2,758g

よって、マシンの全備重量:10,108g

マシンはかなり軽いけど、装備が思ったよりも重いなぁ・・・(;´Д`)

ヘルメット・・・232g サングラス・・・33g スマホ・・・295g(ケース込み)                      スマホ落下防止ケーブル・・・63g                    財布・・・270g(現金多め) レインウェア兼ウィンドブレーカー・・・146g 吸入薬、BCAA、歯ブラシ等の小袋・・・55g    以上、ウェア以外で身に付けるもの合計:1,094g     

冬の典型的なウェア一式(10℃帯)・・・2,011g(シューズ、心拍計バンド込み)   パールイズミウィンドブレークライト上、ビブ、レッグウォーマー、トウカバー(以上は同素材)、パールイズミ秋冬用ソックス、ミレーのタンクトップ、パールイズミ薄手インナー、秋冬用手袋、蛍光反射材ベスト、メッシュキャップ

夏の典型的なウェア一式(25℃程度)・・・1,424g(シューズ、心拍計バンド込み) パールイズミウィンド半袖ジャージ、サンボルトビブ、RxLソックス、ミレーのタンクトップ、春夏用手袋、蛍光反射材ベスト、メッシュキャップ

ライダーの体重が70,150gとすると・・・        

よって、ライダーの全備重量:74,018~74,605g             

だいたい74kg程度になる計算なんだね。

そしてここからが重要で、この数字を使ってSRAMのタイヤ空気圧ガイド https://axs.sram.com/guides/tire/pressure で推奨される空気圧を調べると以下の2つの間くらいという結果を得る;

ライダー全備重量74.5kg, マシン全備重量10.1kg →F 4.02bar, R 4.28bar

体重71.5kg, マシン単体7.35kg →F 3.89bar, R 4.14bar .

2024/11/19の時点ではF 4.0, R 4.2 barで乗っているが、長距離だとフィジカル的にキツイかな・・・という印象。なのでF 3.8, R4.0barまで下げるかも。

予想どおり、重量を細かく計測しようがしまいが体感で求める空気圧にすることは変わらないし、推奨空気圧も大きくは外れていないという事になった。

※測定値の保証される精度、有効数字などは特に考えずざっくばらんにやりました。実用上(当たり前だけど)それで十分すぎるので。