結論、ときめきドラマセットありがとう。
というわけでこの冬のセールを機にときめきドラマセットを春夏秋冬分購入しました。
字面にすると、面白いですね。春夏秋冬を買う。いやでもときメモシリーズは高校三年間分のときめきを買うんだよな、っていう。しかもあんな破格で貴重な三年間を買わせて頂けるなんてありがたいことです、本当に。
春夏秋冬、つまり四種分のDLCを買ったんですがさすがのボリュームすぎて原稿しながらだと一気に制覇することができず…ひとまず夜ノ介くんのお声を聞くために夜ノ介くんのボイスのみ先行して駆け抜けてきました。
以下ネタバレ満載です、注意⚠️
-春
夜ノ介くんはとっても地頭が良い、と思っていて、小学校から丁寧に学習時間を重ねていけば名門はば学成績上位に名を連ねることは可能というか、少なくとも赤点取るような人ではないんだろうな、と。言葉選びとかADVのテキスト文とかワードチョイスとかちょこちょこ難しい単語出してくるので、言語能力はもちろん記憶力が良い。
そして努力の人。
先生や教科書の内容がわからずとも丁寧に板書するのはさらに集中力がものを言う気がしている…普通わからないものをわからないまま板書するって難しくない…!?
こうやって少しずつ解けるようになっていけるといいな、という微笑ましいエピソード
-夏
猫!猫ーーー!!!!!
そう考えると、学園演劇でようやく自らハグしたのって、マリィとの距離を急激に詰めて驚かせたくなかったってこと!!!!?そこまでじわじわじわじわ真綿で首を絞めるように追い詰めたってこと!!?(言い方)
夜ノ介くんの距離の詰め方のいいところは、時に言葉で大胆な発言をしてはマリィの反応を確実に見てるところで、多分そこでマリィが引くような態度を見せようものなら、きっと夜ノ介くんはこれ以上距離を詰めてくることはないんだろうな、と想像できるところ。
それと在学中、肉体的接触が手繋ぎ&学園演劇前のハグ止まりなのは、決してマリィに無理をさせたくはない(夜遊びに付き合わせたくない遊園地ナイトパレードエピソード、マリィの人間性を尊重していて本当に好き)からなのかなあと思ってます。舞台演劇であらゆる男女の恋愛模様を演じてきたはずかのにその奥ゆかしさよ。
これ春夏秋冬の中でも一番破壊力あるエピソード。
-秋
彼にとってのお掃除って、単純に綺麗好きエピソードだと思ってたら心臓を鷲掴みにされるからおそろしい。わたしは無事鷲掴みにされた人間です。
夜ノ介くんのいる世界は、同級生よりもひと足早く踏み込んだ大人の世界であり、芸事の特殊な環境でもあるので、それこそ彼の思い通りにいかないことなんで無数にあるんだろう。さらには座長としての重責を背負う彼は、知らず知らずのうちにフラストレーションを溜めているだろうし、それを静かにほうきを滑らせることで少しずつ溶けていくのなら、いくらでも掃除して欲しいと思います。
-冬
とんぼ玉と組紐のストラップ、にこめられた夜ノ介くんの想いよ…
いやあ、なんというか三年目クリスマスに「役者・柊夜ノ介」じゃなくただの「柊夜ノ介」になりにくるのがもう…聖夜の奇跡にすがる、ただの高校生男子なのがもう…自分自身をマリィに見てほしい夜ノ介くんが愛おしすぎる。
それでもスチルイベのように、求められたら即興劇をしてしまう夜ノ介くんは根っからの役者人であるんだけれど、役者という立場をこの人の前でなら脱いでもいい、とそう思える相手を見つけられたことにすでに価値がある、とわたしは思う。
二歳から、それこそ男であることより役者であることのほうが歴が長いと言った、あの夜ノ介くんが!!男であることを選ぶ、って相当の覚悟と決意だと思うんですがどうですか!!!彼は役者で役を演じているほうが差を晒すよりも幾分か楽(ある意味仮面というか壁、防御壁のようでもあるよなと思う。傷つくような脆さを周囲に見せないため、ダメージを緩和するため=役者としての柊夜ノ介)なはずなのに、苦楽をともなうだろう男を選び取るんですよ、マリィの前でなら!!!
全国のマリィーー!!最高だねーー!!!
プレイヤー次第だけれどこれで夜ノ介くんのプレゼントを引き当てた場合、きっと彼は奇跡が舞い降りたことに内心とんでもなく喜んでいただろうし、家に帰ってからもしばらく幸福を噛み締めていそう。
ほかにも夜ノ介くんが関わるドラマパートも見たんですが、またそれは追々語るとして。
夜ノ介くんの魅力がギュッと詰まったDLCだなあと思います。ありがとう、ときメモGS4。