もともとBLは好きでも嫌いでもないというか、それほど強い関心はなかった。
でも、「サンクチュアリ」で初めて本格的に書いてみたら、これがけっこう面白かった。
男性の気持ちはよくわからないから想像で書くしかないし、男性が、あるいはゲイの男性が読んだら「なんだこれ」と思うかもしれないけれど、わからないながら100%想像で書くのは意外と楽しい。
異性間でも同性間でも、恋愛には違いないし。
それで、初めてBLジャンルとして書いたのが「月の雫」という作品だ。
これがまた書くのが楽しくて、続編を二つも書いて三部作になった。
書いたのは数年前だけれど、気に入っているわりに一度もコンテストに応募していなかったので、現在「第3回テノコン」に、シリーズ以外の2作品とともに応募中だ。
BLは好き嫌いが分かれると思うので、どう評価されるかわからないけれど。
ところで、書いてはみたものの、今までちゃんとBL作品に触れたことがなかったので、後からいくつかBLドラマを見てみた。
正直なところ、ストーリーとしては、あまり面白いと思ったものはなかった。
小説や漫画が原作のものもあるので、そっちを読んだほうが面白いのかもしれないけれど、そこまで手を伸ばす気にはならなかった。
BLと言っても内容はそれぞれだから、自分が書きたいように書けばいいんだなと思って現在に至る。