自身のきれいなところだけじゃなくて、暗い/醜いところも直視して、それを受けて立つのか乗り越えようとするのか受け入れようのするのか、文豪それぞれの持ち味や性格が生かされてて読んでて超たのしい〜〜〜!!短編集として大正解の形で大満足。この世の全てに感謝
各編の締めの一文がどれもこれも素晴らしすぎて、読んでしばらく小躍りしたいくらいテンション上がる。ていうか、小説新潮に掲載されてた時から転生地獄の締めの一文が好きすぎて夢に見た(マジ)
可能性の怪物も、光へも、紙の本だからこそできるギミック仕込んでてすげ〜ってなった。二重のセリフもそうだし、一番はじめに本をパラ読みして、アレッ光への後にも題名ページあるじゃんって勘違いしちゃったよ…陰影であり、白秋せんせが飛び込んだ情景であり、かつて彼らが見た暗闇でもあるそれが白秋せんせの一言で"光"になるの本当にすごい。わーっっってなる
食堂のおにぎり描写でにやついてたら、まさかの米騒動が正史になってて腹よじれた。初期ファンへのサービスかと思ってたのにまさかそんなちゃっかりと。マジで??
光へのタイトルやら文中の某単語で文劇のオタクは爆散しました骨は拾って熱海あたりの海に撒いてくれあっ文劇のチケあたりますように