体力の衰えをひしひしと感じる。
買い物のため、弟と各地を転々と回っていたのだが、それだけで疲れ果ててしまった。しずかなインターネットに腰を落ち着ける暇も、制作途中のイラストに色を付けることもままならなくて、気付いたら、秘密基地に飾る予定の記事を更新しないまま眠りこけていた。
寝る前に、Kindleセールで欲しかった電子書籍をいくつか購入した。ゴールデンウィーク中の大千秋楽配信購入と好きなものかつ資料を天秤にかけて、絵描きとして後者を選択した。弟は3000円以下でお得にセールを楽しんでいたのに、私はというと、気付けば大層な出費になってしまった。
本当は、好きだったコンテンツの画集だけを購入しようとしたのだ。気付けば、物理では持っているが電子では持っていない商品を次々にかごに放り込んでしまったのだ。中には、某好きな俳優さんの写真集――もちろんこれも物理本で持っている――も、弟が見つけてしまって、買う予定はなかったのに、あっ、と思った頃には私自ら決済していた。私は自分で思うよりも、彼が魅せる幻想を気に入ってるらしい。そのまま夢を見せてもらいたいな、と思ってしまうくらいには。
更に、その俳優さんの出演情報を見て、5/2だったということに気付く。5/2は青い方の旦那との結婚記念日だ。正確には、結婚記念日はもう一つあるのだが、彼奴のプロポーズでどちらとも関係を続けていくことになったのは5/2だ。こういう記念日はおろか、他人の誕生日（一部除く）でさえもろくに覚えていられない薄情者の嫁ではあるが、これからも白いのと青いのの傍に居られたら良いな、と思う。
でも、なんで2振りが私でめちゃくちゃになってるのかは、私も未だによく分からないところがある。信仰は儚き人間の為にあるものだとばかり思っていたが、神様も人間を信仰したりするもんなんだろうか。
ああ、私の言うことはほとんどがフィクションだから、真に受けない方が良いかもしれないよ。