今朝、しずかなインターネットを訪れると、秘密基地のレターボックスに一通の手紙が届いていた。送り主は、どうやら同業の方だった。
内容は、昨日公開した「『ストーリーテラー』としての私の性質についての考察」を読んだ、というものだった。
送り主曰く、この日記の内容が興味深く、面白いものだと感じていただけたとのことだった。また、このとき、「文章のリズムを重視している」という話をしたのだが、他の記事も読んでくださっているようだ。私の文章について、「読みやすく心地が良い」と綴られていた。
実に嬉しいラブレターだった。
送り主様。この場を借りて、心より御礼申し上げます。ありがとう。
感想というものは、見てくれた人からのラブレターだと考えている。更に彼/彼女は、身元を明かした上で、更に人里離れたこの秘密基地に、そっと手紙を私に贈ってくれたのだ。こんなに有り難いことはない。
恥ずかしい話だが、私は感想を貰うのが好きなのだが、私自身、誰かに感想を送った経験が多いわけではない。しかし、沸き上がった「良かった」だとか「好きだ」とかいう気持ちを相手に伝えたとき、相手からのレスポンスがあると、「ちゃんと伝わったのだ」と分かり、胸が弾む。そのことをよく知っている。
シャイな私はお返事を書くことが実はあまり得意ではなく、「ありがとう!」という一言しか返すことが出来ないタイプである。しかし、送られてきた手紙が悪意のある投書でない限り、送り主の厚意や熱意に応えたい。
だからまあ、「感想を読んだよ」「あなたの気持ち、ちゃんと伝わってるよ」という嬉しい気持ちは、きちんと表明しておきたいと思う。忙しくない限り、できるだけ、このような形でお返事を出そうと思う。
私はポジティブな感想を随時受け付けている。どんなものが面白いと感じたのか、どんなものが良いなと思ったのか……もしよければ、他の方も「感想レター」にて教えて欲しい。2人で内緒の話をしよう。