頭隠して尻隠さず

Trigonophorus
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よく、虫には感情や心がなく、遺伝子のプログラムどおり摂食や繁殖を繰り返すだけの生物だと言う人がいる。

しかし、私は飼っている虫を見ていて、どうにもそんな風に思えないのです。

だって、見てください、

この効率や合理性とはかけ離れた有り様を。

これシロヘリミドリツノカナブンという虫で、カナブンって繭玉という球状の部屋を土で作る生態なんですよ。

なんなんだよ、なんでそこで蛹作っちゃったんだよ。解放感に溢れすぎだろ。お前は晴れた日の湘南を走るロードスターか。潮風が気持ちいいね、じゃあないんだよ。

このままでは無事カナブンになれないかもしれないので、人工的に繭玉を作ってやる必要があります。

こーゆーの。100均のオアシスが加工しやすく・吸水性がありオーソドックスです。

蛹を納める空洞を彫る時はカニスプーンの後ろとかが使いやすいらしいのですが、うちにそんな高級食材専用の食器があるとでも?カニ食べたいね…(´・ω・`)

ってわけで家中を探したところ、小顔ローラーの柄の部分が一番丁度よかったので採用されました。

どうだ、落ち着けそうか...?

いい夢見ろよ…😌