
今日も朝から吐き気がすんごい。
メンタルは落ちてないので服薬量は通常に戻す。
レクサプロ10mg
コンサータ18mg
モサブリド5mg
昨日は数少ない友人のスーリャからビデオ電話がかかってきたので、メンタルの方はそれでかなり回復できた。
私たちはすごく劣悪な待遇の住み込みの職場で従業員として出会った。
腰も性格もひん曲がった糞婆どもにイジメられる中で惹かれあい、時に愚痴を言い合い、夢を語らい、美しい自然の中を歩いて山の野草や果物を収穫したりお互いに料理を作って食べさせあったりして過ごし、共に試練と苦しみを乗り越える中で絆を深めていった。
私は物心ついたときからスーリャと出会うその日まで友達がいなくて、それどころかどこでも嫌われたり馬鹿にされたりいじめられてきた。
だけど、スーリャに自分の発達障害や精神疾患を打ち明けたとき、彼女は馬鹿にしなかった。
それから私は彼女に心を開いて全てを話した。
生い立ちのこと、家族のこと、自分に自信を持てないこと。
それでも彼女はいつもと変わらず私に笑顔で話しかけ、かわいいね、美人だね、と沢山言ってくれた。
夏の海辺で東屋に並んで座って一緒にアイスを食べたとき、人生ではじめてあずきバーが美味しいと思った。
その職場では結局クビになってしまったが、別れの時彼女は、私を守ってくださいと言ってお守りのブレスレットをくれた。
そんな最愛の親友からの連絡は、赤ちゃんが産まれて新しい職場でがんばっているというものだった。聞けばそれなりの企業で、待遇や手当はかなり良い。彼女は自国で教師を務めていた教員資格を持つ才女なので、当然の結果でしょ、となぜか私が得意な気持ちになった。
私を馬鹿にしないで一人の人間として対等に話してくれた賢く優しく明るいスーリャ。そんな彼女が夫と子供に愛されながら適正な評価と報酬をもらえるようになったことが心から嬉しい。私に優しくできるような素晴らしい人間は、みんな幸せになって当然なんだ。
神様は信じないけど、もしいたらそれはスーリャのような姿をしているに違いない。
私が感慨に耽って感涙しそうになっていると、彼女が私にこんなことを言った。
「ネェ?私言ったでしょ?私たちをダメな者にするのはあそこだけ。ちゃんとやれば私たちの神様が見ていてくれる。"今"が私たちの世界よ!」
なんて敬虔で愛情深い、綺麗な人なんだろうか…。圧倒されちゃった。
神様も宗教も大嫌いだけど、スーリャが神様なら信仰してもいいかな。