した責任・しない責任

Trigonophorus
·
公開:2024/12/1

最近33歳になりました。いぇいっ👏🥳✨

11月にね、誕生日があったんです。それで、こんな歳になってやっとわかったことがあって、どうしてもそれを書き留めたくて。

それは、行動をした責任もしなかった責任も、すべて自分に返ってくるし他の誰も肩代わりできないということ。

みんなはもうそんなの周知の事実かもしれないけど、私はそれを心から納得できるのにこんなにかかりました。もっと早く骨身に染みて理解しておきたかった…そうすればあの時...という後悔がいくつもあります。

行動の責任というのは、自分で意識しなくても周りがやいのやいの言うのでなんとなく分かる方が多いと思うんですが、しない責任というのは誰も優しい言葉で懇切丁寧に説いてくれないし、自分でも「だってあの時あいつらが...」と他人や環境のせいにして済ませて(それは自分を守るための致し方ない心の動きなんだけどね)、事の重大さに気付かないがち。

それなのに、行動した責任よりも行動しない・辞めた責任の方が後からのダメージが大きくて、遅効性の猛毒といえるほど。

例として私の話をします。

私は物心ついた時からアニメとお絵描きが大好きでした。

幼稚園の頃から自由帳にはトトロや動物を描いていたし、小学生に上がってからはポケモン、小学6年生で入ったイラストクラブではDQMにハマっていたのでアルミラージやトロピカルスライムなんかを描いていました。

アニメはデジモンやシャーマンキングが大好きで、よくビデオ屋さんで知らないアニメをパケ借りしたものです。六門天外モンコレナイト、おもしろかったな...。

もちろん度々書いてるようにインターネットも好きで、毎日のようにFlash倉庫や絵描きさんの個人サイトに2chと入り浸り、ガキの頃から既にどうしようもなくオタクでした。二次元とネットは私の人生といっても過言ではありませんでした。

そんな私が、これまでの自分を全否定する時がやってきます。

それは中学生の時期でした。それまでも一部の子たちにイジメられていましたが、あまり深く気にすることはありませんでした。でも、中学に上がって美術部とは名ばかりのオタク部に入ってから、あからさまに周りの風当たりが強くなりました。一部の子たちがイジメていたのを無視すればよかっただけの環境が一変、部員以外の殆どの人が「うわ。話しかけんなよ。仲間だと思われてこっちまでイジメられたり馬鹿にされるだろ。」という感じの嫌悪感を態度に出すようになりました。更に、部内でも絵の上手い流行りの作品に通じてるイケイケオタクグループと真面目に絵を描いてコンクールに出すグループとができ、私はそのどちらにも属せずひたすらサンホラやsyrup16gを聴き蟲師とかlainとかを観てる変なオタクでした。あまりに孤独過ぎて耐えきれず、中学の2年から不登校になりました。

そうして社会性を獲得できないまま、なんとか心の教室やクラスに顔を出し高校生になるも、そこでも馬鹿にされ誰とも仲良くしてもらえず、高校のトイレで動脈をリストカットして救急車を呼ばれたことをキッカケに学校に行くのが恥ずかしくなり、そのまま中退して通信制の高校に編入しました。

そうして私は思いました。「アニメやネットが好きなんてキモイんだ。このままじゃ一生イジメられて誰とも仲良くなれないどころか外に出て生きていけない。変わらなきゃ。」と。

それから私は居酒屋のバイトをしたり、突然金髪に染めたり、アニメを観たり漫画を読む時間を減らして、なんとか”みんな”の仲間入りをしようともがきました。でも足りない、まだ足りない。専門学校に入ってからは「邦楽ロックを聴いてガロとかアックスの漫画を読んでれば大丈夫だろう!」と変化球で挑みましたが、やっぱりどうして、キモさを看破されて誰とも仲良くなれませんでした。

そして、いよいよ卒業して社会に出た私は、「スポーツをすればイジメられない!」という目論見の下、ロードバイクを買ったことをキッカケに夢中になりイラスト含めオタク趣味からきっぱり離れました。Twitterはアンインストールして毎日見るのはFacebook。...ですが、やはりどこか、根っから違うんでしょうね。子供の頃から運動をしてきた健全な彼らとは分かり合えない部分が多すぎて、みんなが上手にダンスを踊る中私だけ解けた靴紐でバタバタしているみたいで見苦しく、最終的に共通の知り合いたちからうっすらと「あぁ、ユンヂチさんね、ちょっとかわいそうな人だよね(笑)」という感じの認識を持たれ距離を置かれるようになりました。

それで結局、自分の性分というのはどうしようもなく偽れないものなんだなと思い知り今に至るのですが、そうなると今度は空白の期間が私を苦しめます。私が離れていた時期の作品やネットノリについていけないし、一番苦しかったのは、絵を辞めてしまったことによるブランクでした。絵柄も古ければ、今の中学生より拙い絵しか描けない自分。何か創ることさえできないのはおろか、作品語りすらできないなんて自分はなんなんだ...!?と自己嫌悪に苛まれました。それで、アニメの感想を書き続けて脚光を浴びた人を妬んで醜態を公然に晒したりね。そのことがキッカケで今でも沢山のオタクに「あいつキモいよねー(笑)」って白い目で見られていることも知っています。

話が逸れましたが、とにかく私は己の過去を恥じました。自分の本当に好きなもの、”自分にとっての自然体”を否定して過ごしたことを。

あの時恥ずかしがって二次元やイラストから離れないで続けていたら?立派なイラストレーターになれてなかったとしても、もしかしたらどこかの会社でイラストレーターとして働くぐらいできてたんじゃないか?もっと上手い絵が描けてたんじゃないか?諸々の作品を絵柄が古いとか展開が遅くて観るのしんどいなぁと思わず純粋にリアタイできたんじゃないか?と。

私がイラストを、オタクを辞めた責任なんて誰もとりません。他人は、唯々無神経に「キッショ(笑)」と罵るだけです。「そうかキショいんだ!じゃあ嫌われないように辞ーめよ!」と本当に辞めたところで、彼らが仲間に入れてくれるなんてことはありません。いや、ありませんでした。私は身をもって経験してきました。そんなボヤキにいちいち本気で付き合うことないんですよ。しゃっくりみたいなものなんで。それに、私含めキモオタが孤立してしまうのはオタクだから見た目が悪いからとかじゃなくて、挨拶もしなければムスッと怖い顔で仕事の話しかしない態度が拒絶されてるように受け取られて、それに傷ついた人が反射的に避けたり嫌ってしまってるだけなんですよ。ちゃんと笑顔で挨拶して自分から話しかけたりしていればオタクだからって排他されることそんなにないです。(されてるとしたら、もうその人たちが心の病気だと思う)

行動をした責任・しない責任。誰も肩代わりしちゃくれません。

全ての選択はお金・評判・体型・能力と様々な形で自分に降りかかります。

だからこそ、人に嫌われても貫く自分と人を不快にさせないため殺す自分を、慎重に天秤にかけなければいけません。

そしてその選択は他人に委ねてはいけません。

選んだ全てを背負うから生き様が自分らしくなり、その結果他人に興味を持たれ必要としてもらえる、孤独でなくなるんだと思うのです。


いやなげぇ~。疲れた。

めっちゃ話変わるんですけど、ここから近況の話しますわ。

実は最近、色々あってポートフォリオ作りまして。急いで作る必要があったのですが、作品搔き集めたり説明書くので地味に時間かかりました。ぐぉぉ...。

大体ね、「ここでずっとやってくぞ!」という気持ちで働いてる人間がレジュメとかポートフォリオの準備なんてしてると思いますか??寝耳にウォーターだよ全くヨォ❕(´;ω;`)

しかも3日前とかに言われたしね。

事情があるとはいえ、なんと御無体な...!と思ったよ。苦しいよ~!

しかもしかも、言われて翌日に食中毒で3日引きこもってて治ったぐらいに急に寒くなるしその翌週に生理来るし~!なにこれイジメ!?

そんでやっと準備が整ったのであとは行動してくだけなんで、またアニメの続き観るぐらいはできるかな~って感じです。不安しかないけども...。

あと、9~10月頃からずっと深夜4時頃に謎の中途覚醒してしまう症状について先生に相談したら、ルネスタがエバミールに変わりました。ロラメットですよロラメット。べびうぉんちゅ~が~る🎵

今のとこ吐き気とかはないけど慣れないと起き抜けがしんどいですねコレ。午後もぽやぽやしていたし。

でも、一度床についてから目が覚めた時スッキリしてる眠りって久しぶりで最高です。

やはりなんだかんだ、自分の業務しながら人に教えるの初めてでどう教えたらいいか・自分の業務はどう調整すればいいかを相談できる人がいなくて脳みそ疲れたね。あと元彼が今の彼女と幸せそうなのSNSで見て(見に行くな!)かなり被ダメしてたらしい。もう本当に未練がましくて自分でも嫌になるし新しい彼女さんにも申し訳ないので早くこの感情を抹消したいんですが、薄れはしても中々すぐには消えないもんです。

元彼ぐらい私のキモさも込みで好いてくれてオタク趣味があってカッコいい人がいたら変わるかもしれませんが🌟(ヘイトを稼いでいくスタイル)