海の向こう、私たちは繋がっている。

Trigonophorus
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パワーストーンのブレスレットを買いました。

母にプレゼントされたものはあったのですが、薄く淡い緑が基調の石たちで、私は黒が好きだったので自分で選んで手元に置きたいなと。

一番好きなのが天眼珠。強力な魔除けの石と言われていますが、存在自体"魔"みたいな私は逆に毒にならないだろうか!?

んなこたぁいいんだよ。輸血みたいな感じで浄化されたエネルギーが巡って綺麗なジャイアンみたいになるかもしれないじゃろ。

〜〜〜

Twitterでもぼやいてたんですが、私の母方の家系はカミンチュ、ノロ(祝女)の血筋だそうで。

長らく忘れてたんですけど、自分が悪夢で悩んでユタにかかろうってなったとき、幼い頃祖母にそう聞かされたことを思い出しました。

「祝女」って字面がいいよね!パリピみたいで!🥳✨

ノロとはなんぞや、という人のためにざっくり説明すると、沖縄のシャーマンのことです。もっとつっこんだ話をすると、霊感のある人を「サーダカー」、その中でも力が強く占術や霊視で民間と交わり個々人の悩み事を聞いて解決に導くのが「ユタ」、更にそれよりも力の強い人たちが神事や儀式を執り行う「ノロ」です。

ノロは、ノロ殿地と呼ばれる家系から輩出される世襲制のものだが、そのルーツを更に遡ると根家と呼ばれる村内の有力者の肉親である女性から選ばれていたようで。琉球王朝の時代は"女神主"と呼ぶのが適当な、一つの役職/職業として国が任命していた由緒ある職業だったみたい。

そんな家系に生まれながら、

「神なんていない!いつも助けてくれるのは人!試練を与えるのも人!鬱病は脳の伝達物質の問題!薬で治る!」

って思想になったの面白いよね。そして最終的に「そういう理論や科学で補足できない、預かり知らぬ領域もあるのかもしれない」って受け容れるようになるの、なんか、そういうキャラいそう(笑)

まぁ、私の家系は曽祖母の代で神事はしなくなったそうなので、なんらかの儀式とか受け継いだりしてないですが、巫病(カンダーリ)という名の神経症の病理気質だけしっかり受け継ぎました🙄

あと、私がスピリチュアルを受け容れられたのは、沖縄が琉球神道、特定の存在を神としたり偶像崇拝をせず、自然のものや亡くなった人がニライカナイで神に成るという考え方が好きだからかな。

やはりなんというか、特別な存在として敬いを求められるよりも、全ては地続きで、全ての人の中に善も悪も眠っていて負のエネルギーもまたエネルギーには違いないわけだから、浄化とは払い除けることではなく癒して変換するもの、その先に生物や自然が神性を獲得するのではないかと思うんですよ。

〜〜〜

そんな感じで、何か嫌なことや悲しいことがあったり人から負のエネルギーをぶつけられたときは、それが自分の中で血液やリンパとともに流れ太陽の光や精油の香りで浄化され、私に合ったエネルギーに変換されて力を貸してくれる…というイメージで処理しています。

たとえ負のエネルギーでも、自分にエネルギーを送った存在のことを蔑みたくない気持ちがありますので…ハイ。