私が小学2年生だった頃、同じクラスのあおいちゃんと友達になった。
あおいちゃんはファンシーなキャラクターが好きな、柔らかい雰囲気を持つ子でいつもにこにことしていた。
ある日私は同じ団地に住むあおいちゃんの家に遊びに行った。
あおいちゃんの部屋は1階で、リビングには30cmはありそうな大きなデメキンがぎっちり水槽の中に居て、洗面台に行くとあおいちゃんは水漏れでシロアリが湧いて床がふにゃふにゃになっていると笑いながら言ってくるものだから、私も釣られて笑った。
そんなあおいちゃんの家に遊びに行ってから数日後、あおいちゃんは遠くに引っ越してしまうことがわかった。
私はあおいちゃんがどこに引っ越して行ったのか覚えていないし、数年後にはあおいちゃんと仲の良かった友達たちも引っ越してしまい、今あおいちゃんのことを覚えている友達はいなくなってしまった。
また会えたらいいな。
なんて思うけれど多分うまく話せないよなぁ。
あおいちゃんはいつもなんだか輝いていて、私にはちょっぴり眩しかったのだから。