会議のあり方について、最近考えさせられることがある。弊社では、会議の際にノートパソコンを持ち込み、ペーパーレスを原則としている。環境に配慮し、効率的に進行するための取り組みだが、デメリットも見えてきた。
せっかく同じ場所に集まっているのに、議論の際、相手の顔ではなく、パソコンの画面に映し出された資料ばかりを見ている自分たちがいる。確かに、資料は議論を深めるための重要なツールだが、face to faceのコミュニケーションの価値を見失ってはいないだろうか。
雑談が盛り上がり、創造的なアイデアが生まれるのは、フリートークだからというだけではない。相手の表情や仕草から、言葉には表れない本音や想いを汲み取ることができるからこそ、新たな気づきが生まれるのかもしれない。
だから、会議では、もっと参加者の顔を見て話したい。画面越しではなく、直接対話することで、より深い相互理解が生まれるはずだ。