とある会議で、社長が「報告書の文書が長い。簡潔にまとめるように」と指示があった。
ただ、自分はその指示に対して、「冗長な文書を見直す必要はあると思います。ただ、報告書の文字数が多いことはいいのではないでしょうか?」と反対に近い提案をした。
情報の取捨選択は、受け手側が決めることだと思っているからだ。発信者に情報の取捨選択を委ねると、自分に都合のいい情報だけが残り、本当に必要な情報が拾えなくなる恐れがある。
もちろん、発信者側の文書作成スキルは向上させる必要がある。しかし、その情報に価値があるかどうかは、受け手側が必ず行うべきだ。
言語化してみて、改めて強く思った次第。