所感
2時間ほどでサクッと読める。マネージャー向けに、メンバーの主体性を引き出すためのノウハウをまとめられた1冊。特に目新しいことは書かれていないけど、プレイヤーとして活躍した人がマネージャーに昇進した際、おすすめできる内容だなと。
引用&メモ
「とりあえず」というのは、「私はなんにも考えていないから」と言っているのと同じです。
→たまに言ってるかも。気をつける。
ブレインジャック思考とは、話を聞く際に、あたかも相手の頭を「乗っ取ってしまう」ような感覚で、メンバーから情報を収集することです。
「なんでこんなに話が通じないんだ」といういら立ちが、「なんでこんなふうに考えるんだろう」と相手の異質な思考回路をひもとく興味に変わっていくのです。
→こういう発想はなかった。試してみる。
「持ち帰り」をやることで実は一番苦しむことになるのはマネージャー自身です。
→真理よね。
「まとめ屋」に徹する。これが、チームメンバーが自発的に動いてくれるコツです。
上位者が「私はこう思う」、あるいは「それは違うと思う」と自分の意見をつぶやいただけで、それは指示になってしまう。
→今年はファシリ上手を目指す。
「無理です」「できない」と言ってるような課題は、当然、ライバル企業も同じように思っているはず。(中略)わが社は、「どうしたらできるんだろう」と考えれば、それが、強力な差別化の武器になる。
→わかりやすい。同じ場面に遭遇したら、ドヤ顔でこれを伝える。
トラブルをゼロにするのは不可能です。(中略)そこで功を奏すのが「マネージャーはERである」と宣言してしまうことです。
→宣言してないのに、メンバーのトラブル対応ばかりしてた時期を思い出した。「任せる」という責任を負うことだと解釈してる。
「月〜金、9〜5時」を仕事時間の原則とすることで、残業や土日出勤は「異常事態」という認識になります。
→最近はこの感覚が薄れていた。仰る通りだなと。
「強みと弱み」ではなく、「強みと改善点」を伝えます。
→フィードバックは「good & bad」ではなく、「good & motto(もっと)」
マネージャーの真価は「年上のマネジメント」で決まる。
→ほんまこれな。
メンバーはあなたが思っている以上にあなたを見てる。
→だからこそ言行一致が大事。