忙しすぎるリーダーの9割が知らない チームを動かす すごい仕組み

所感

2時間ほどでサクッと読める。マネージャー向けに、メンバーの主体性を引き出すためのノウハウをまとめられた1冊。特に目新しいことは書かれていないけど、プレイヤーとして活躍した人がマネージャーに昇進した際、おすすめできる内容だなと。

引用&メモ

「とりあえず」というのは、「私はなんにも考えていないから」と言っているのと同じです。

→たまに言ってるかも。気をつける。

ブレインジャック思考とは、話を聞く際に、あたかも相手の頭を「乗っ取ってしまう」ような感覚で、メンバーから情報を収集することです。

「なんでこんなに話が通じないんだ」といういら立ちが、「なんでこんなふうに考えるんだろう」と相手の異質な思考回路をひもとく興味に変わっていくのです。

→こういう発想はなかった。試してみる。

「持ち帰り」をやることで実は一番苦しむことになるのはマネージャー自身です。

→真理よね。

「まとめ屋」に徹する。これが、チームメンバーが自発的に動いてくれるコツです。

上位者が「私はこう思う」、あるいは「それは違うと思う」と自分の意見をつぶやいただけで、それは指示になってしまう。

→今年はファシリ上手を目指す。

「無理です」「できない」と言ってるような課題は、当然、ライバル企業も同じように思っているはず。(中略)わが社は、「どうしたらできるんだろう」と考えれば、それが、強力な差別化の武器になる。

→わかりやすい。同じ場面に遭遇したら、ドヤ顔でこれを伝える。

トラブルをゼロにするのは不可能です。(中略)そこで功を奏すのが「マネージャーはERである」と宣言してしまうことです。

→宣言してないのに、メンバーのトラブル対応ばかりしてた時期を思い出した。「任せる」という責任を負うことだと解釈してる。

「月〜金、9〜5時」を仕事時間の原則とすることで、残業や土日出勤は「異常事態」という認識になります。

→最近はこの感覚が薄れていた。仰る通りだなと。

「強みと弱み」ではなく、「強みと改善点」を伝えます。

→フィードバックは「good & bad」ではなく、「good & motto(もっと)」

マネージャーの真価は「年上のマネジメント」で決まる。

→ほんまこれな。

メンバーはあなたが思っている以上にあなたを見てる。

→だからこそ言行一致が大事。

@tsujimon
中小メーカーのアトツギです。日々の雑記を垂れ流しています。