京都にある老舗茶筒メーカーの六代目が書いた経営録。共感できる点が多く、読後感も心地よかった。同社は「利益や効率、規模を追わない」という現代のトレンドとは真逆を進んでいる。だけど、読み進めるうちに、これこそが中小企業の生存戦略だと思えた。家族や社員、信頼できる取引先などの身近な存在を大切にできるか。どこを向いて仕事をするのか。経営判断で迷った時に読み返したい1冊。読書メモYusuke.Tsujimoto中小メーカーのアトツギです。日々の雑記を垂れ流しています。