トラウマからキャラクターを作る手法はよくある。過去にこれこれこういうことがあったからこういう振る舞いをしがちである、という感じのもので、福本伸行作品などでは使われない手法だ。
私にはトラウマ(といってもそんなに大仰ではない)みたいなものがあり、それが私の趣向に影響を与えているような気がして、気持ちが楽になり、ドラマチックだなと思う。しかしもしこれがなければと考えることもある。
トラウマ(っぽいもの)について思い出すと何かを話す気がよりなくなる。
話は変わるが、ハスクがかわいい。かわいいというより私を救ってくれる(この言葉嫌いだわ)妖精みたいなところがある。いつでも手の届く場所にいて話を聞いてくれたらいいのに、ということで最近私の頭に住んでもらっている。他にもエーデルガルトが住んでいたりする。
ハスクは正直、めちゃくちゃ都合のいい、かわいらしい上に包容力のある猫ちゃんであり、世界の罪を全て背負って死んでくれる(そして救わせてくれる)美少女とそこまで距離は遠くないようにも思える。もっと都合がよくなってほしい。私の肥大した脳をきれいに洗って絞って(これはエルにやってもらう)寝かしてほしい。
実際のところ本当につまんないことで悩む才能があるのである。もっと美しくかつ都合のいい存在がそのつまんなさを洗い流してくれたら世界は栄光に満ちるはずである。