聴いたもの
曲で一番聴いていたのはハリー・スタイルズの「Adore You」。3月にハリーのコンサートに行ったのでその影響だと思う。2022年は「As It Was」が一番聴いていた曲だったけど、ステージでは「Adore You」が一番身体に残った。
一番聴いたアーティストは昨年と変わらず東京事変。仕事中に「絶体絶命」を聴くことが多いせいかも。今年は椎名林檎の「自由へ道連れ」もずいぶんと聴きました。
音楽に関しては今年は特に目新しいものはなく、2022の続きって感じ。
コンサートには結構行っていて、大きなところではハリー・スタイルズ、Sting、Sigrid、サム・スミス、Coldplay。どれも良かった。
クラシックではたまたま東京にいるときに見つけたディアナ・ダムラウのコンサートにも行けたのは良かった。サントリーホール綺麗でした。
落語もいろいろと。特に30〜40人くらいの極々少人数で柳家喬太郎師匠の噺をお聴きできたのは幸運でした。残念だったのは一之輔師匠の会を2回もキャンセルしてしまったこと。風邪だのなんだので、今年はご縁がありませんでした。来年また是非に。
見たもの
今年はできるだけ映画館に行くようにしていたので、10本くらいは見れたかな。私にしてはよく行けたほう。
インディ・ジョーンズとかミッション・インポッシブルとか、おなじみな大作も良かったですね。両作ともわりと初期作に踏み込んでいく作りだったのが印象的。懐古で回顧な回帰。
GotG3もすごく良かった。私のマーベルはこれで終わりでもいいんじゃないかなという気がしてる。
RRRも良かったし、バチカンのエクソシストもあと99作TVシリーズでほしい。あとバービーとか、君たちはどう生きるかとか、観たものはだいたいよかった。
逆にドラマとか過去作を家で見るという時間があまりなかった。ドラマシリーズで観たのって、多分グッドオーメンズ2くらいかな。これについてはシーズン3を見るまで良し悪しを言いたくない。
オペラは新国立劇場でサロメを。あとはオンライン配信でちょこちょこと。来年は複数の劇場で色々観られたらいいな。世界情勢的につらいとこですが。
読んだもの
今年は本もあまり読めてない気がする。
しかし「プロジェクト・ヘイル・メアリー」はいろんな人に勧めました。あと今更ながら伊藤計劃の「ハーモニー」を読んだり。その他は家にあるものを色々と読み返し。あー、あと町田康の「古事記」を読みました。
そういえば17年ぶりの京極夏彦も。もはやあれはもうなんかのイベントみたいだったね。17年ぶりだもんね。あれこそ懐古で回顧な回帰。読んでからもう一回巷説シリーズを読み返したし。
他にもSFをいろいろ買ってはいるんだけど全部積んであるので、来年は満を持してこれらをおいしくいただきたい。
あとアフリカとかアジアの作家の作品も日本語で読める環境になってきてるので、そのあたりも読みたいな。SFはどうしても過去の佳作を今読みがちなので、なんか新しいジャンルをインストールしたい。
ついついネット小説を拾い読みしてしまって、それもいいけどずっと読んでるとジャンクフードを食べてるみたいになってしまうので、やっぱり私は本を読む必要があると思う。(もちろんジャンクフードな本もたくさんある。びっくりするくらい上質なネット小説も)
個人的に、2023は摂取している諸々が2022の(というか2020くらいからの)惰性の続きであり、その頃から続いている10代の頃のカルチャーへの回帰という感じがしている。もうすでにあるものをうまく使っていく感じ、サステイナブルですね。でもそれだけでは人間飽きてしまうので、2024年はなんか新しいものを見聞きしたいかな。とりあえず未来に宿題をなすりつけておく。がんばって。よろしく。