もうひとりの主人公。
最初は日向の大本となったキャラが主役だったけど、ちなみに最初の名前は「鞠緒」でした。
いつの間にか朔夜がメインな話になりました。なんで? 自分でもよくわからないです。
あっちが月なら、こっちは太陽だ! ということで太陽神アポロンとか天照大神などをイメージした名前を作りました。
群馬県の碓氷峠などにも使われている碓氷が名字なのは、私が最も好きな少年漫画「シャーマンキング」(作者は武井宏之先生)のキャラクターの名字が碓氷だからです。安直。
「碓氷」の意味がアイヌ語だと「炎」で太陽のプロミネンスを連想させられる!? っていう理由と「紅炎日向」だとなんかゴロが悪そうって思ったからです。
取ってつけたように、「金太郎」のモデルとなった碓井貞光の末裔という設定になっています。
名前は向日葵、陽斗、太陽と色々候補が合ったのですが、日の当たっているところ、優しい春の日差し・日だまりみたいにぽかぽかしてそうな子で、日向になりました。
誕生日は5/24。誕生花はヘリオトロープ。太陽神アポロンとの水の妖精クリュティエにちなんだ花で、ひまわりと同じように「太陽に向かって咲く花」です。
ヘリオトロープの花の香りを嗅いだことはないのですが…なんでもバニラやベビーパウダーのような香りがするんだとか!
日本に最初に入ってきた香水の香りがヘリオトロープで、なんでも夏目漱石の「三四郎」にも出てきているそうです(坊っちゃんや、吾輩は猫であるは読んだことがありますが、三四郎は見たことがないので後で確認しようと思います。忘れそうだけど、読めたら読もう…)!
容姿は、濡羽色の髪に黒曜石のような瞳、象牙色の肌をした華奢な青年。幼少期から可愛い女の子と間違われるような容姿をしていて、成長した後は美人さんという設定です。大和撫子な容姿をしていて、普段はのほほんとしていますが、怒らせると手がつけなくなるという…