最近濡れ場を書いていなくて「いつ書くんだろう?」と思っている今日この頃です。
私自身は「Hなものはよくないと思います!」という考えではなく、「どんな形でも愛があればスケベ上等!最終的に攻めと受けがくっつくか、思いが通じ合うなら、どんと来い!」なスタンスです(何を言ってるんだ…)。
読者の立場ではスカや嘔吐みたいなマニアック中のマニアックや、最後まで愛なしの鬼畜以外なら、基本なんでも見てますね。
でも濡れ場を明確に書いていない作品も素敵だし、中学生でも見られる朝チュンなんかも微笑ましくていいですよね!
プラトニック・ラブも可愛くて、胸がキュンキュンさせられて、尊いから好きです。
しかし私のメインは、あくまでもR18な作品。
なのに、いざ自分で濡れ場を書くとなると気恥ずかしいやら、難しいやらで頭を抱えます(汗)
商業のBL小説が出版社によっては一冊1エロなんて基準ですし、連載作品なんかも受けと攻めが一冊目にセックスはしなくても、ペッティングまでは済ませている作品が多いです。
そう考えると『毒を飲んだマリオネット』も10万文字ごとに、濡れ場のシーンを入れるべきかな?と思い、書き直している次第です(現在ムーンライトノベルズで21万文字あるため、電子書籍の2巻もすぐに作成し、2025年の3月までには発売する予定になります)。
『マッチングアプリ』は30万文字で完結する予定で、12万文字を過ぎたら20〜24万文字までに、どうにかして濡れ場を入れなきゃなーと思っていて、構成を練り直し中になります。
晃嗣が行きずりの男とヤるのは航大を忘れるためとか、価値観が似たような人と恋愛関係になりたい部分が大きかったですしね。
だから彼の場合は、ビッチといっても老若男女関係なく誰とでもセックスを楽しむわけじゃない。
セックスをした後も「楽しかった」とか「スッキリした」って割り切れないタイプなんですよ。
それに憂やソウジ、両親との一件で精神的ショックを大きく受けていることもあるから、そういう気分になれなくなってます。
そのおかげもあって菫とは、まじめな恋をしたいという気持ちが強いんですよ。
だから濡れ場のシーンに発展しにくい(笑)
おまけに菫のほうも押せ押せな肉食系じゃなく、恋愛初心者の草食系!
硬派な人なんで手を繋いだり、ハグをするのだって勢いでやらないし、雰囲気に流されない。
躊躇して、ちょっとずつ相手の様子を見て、やるタイミングを見計らい続ける慎重なタイプ。
そんなふたりが恋人になるために初々しくデートをしたり、楽しむのは傍から見ていても可愛いし、ワクワクします。
が、書き手としては「おまえら、もっとお互いにガンガンアタックしろよ!早く手出しちゃえ!チューしろ、チュー!」って感じです(笑)
最終的には結ばれて、めでたしめでたし!なんですが、どうやってふたりが恋人らしくなっていくのか、どこでそういう雰囲気になるのかこちらも未知数です。
書いているうちに動いてくれると助かるけど、どうなるかなー…?
『今宵、百合の庭園で……』は構想通りに進んでおり、この後、尊と葵がイチャイチャしたり、デートしたりして、濡れ場突入ですね。
イチャイチャラブラブな幸せなシーンを書けるので、にっこりしています。
葵にとって一番幸せの絶頂・天国にいるような時間になります。
その後からは一気に転落して待つのは地獄なんですけどね。