
エブリスタ様の「三行から参加できる超・妄想コンテスト 第244回「ブルー」」の参加作品です。
前回完結したショートショート『さくら』に引き続き、ファンタジー要素の入っていないお話となります。
いつものシリアス要素は一切なし。
BL長編小説『毒を飲んだマリオネット』のようないじめや虐待、毒親要素も皆無なカラッとした内容になっています。
内容的にはBL短編小説『夏の空色硝子』の進化系ですね。
あの作品から恋愛とBL要素を全部取っ払って、女同士の友情ものにリメイクした感じです。
要するに万人受けするストーリー(あくまで当社比)。
リアルの同級生たちが結婚している話は風の噂で聞いて知ってます。
だけどアラサーになった時点で周りは、もう結婚ラッシュ!
母の知人もマッチングアプリを使って次々に結婚。
学生時代の知り合いも、父方の親戚も反数以上は結婚しました。
逆に母方の親戚は結婚している人が、ほとんどいない(笑)
萌に語らせましたが、少子高齢化の話を聞いても、はっきり言ってピンと来ないです。
「いや、普通にお父さん、お母さんになってる子、多いんだが!? 子どもの話聞くし、見るんですけど!」って感じですね。
後、男の人は知りませんが(鶴機亀輔は女です)女の人って、ひとりが結婚すると、みんなでわあっと一斉に結婚するみたいなのって、ありません?
「あの子が結婚したから私も、そろそろ結婚しよう」みたいなの。
それと男友だちが多い子に「結婚とか、どうなの?」と質問して「私は結婚しない。生涯、独身でいる!」って言ってたのに、「結婚できない……」って萌みたいに悩んでいる人がいるところで「あ、私、結婚したよ」みたいに、さらっと報告するのとか(笑)
かと思えば渚みたいに「男にいじめや意地悪された過去があるし、子どもも苦手だから結婚無理だわ」って最初から諦めている子なんかもいたり。
そういうリアルの中で不思議に思った話をモデルにして書いてみました。
どっちにしろ、今の世の中って夫婦共働きでお金があるおうちじゃないと結婚も、子育ても大変だよなと言うのは感じますね。
「旦那が金をギャンブルに使う」「夫婦共働きでも子どもを大学まで通わせる養育費が足りない」なんて愚痴を聞いたりするし、「いじめに合う確立を減らすために私立の受験をさせるんだ。節約、節約」なんて意見も聞いたりもしましたね。
ちなみに萌は税務署職員になります。
公務員の採用試験で受かった正規雇用だから、かなりお給料をもらっている設定です。
渚はボクシングのインストラクターで年収300〜350万円前後かな?
でも手取りの年収200万円以下じゃないから萌と一緒に暮らしてなくても、なんとかやっていけます。
どちらも存外さびしがり屋で、だけど親元を離れたい年頃。
高校時代から気が合うし、大学も一緒でつるんでいた。
そのまま仕事や男、将来の話をしているのが楽しいし、貯金のためとか、病気や怪我になったときのために一緒に暮らしています。
親が自分より先に亡くなる可能性は高いし、家族でも意見が合わなくなって子どもと音信不通になったり、親と縁を切ったりする子もいる。
結婚していても夫婦仲の悪化による離婚や別居、死別だってないとは言い切れない。
友だちだって生活環境が変われば顔を合わせることもなくなれば、会話をすることだってなくなる。
いつ、ひとりになってもおかしくない状況、なんて話もよく聞きます。
それでも、何か明るい話を書きたくて、未来や希望に夢を持てるような作品を読みたくて『BLUE!』を書いた次第です。