異世界ファンタジー

鶴機 亀輔
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「あなたが異世界ファンタジーを知るきっかけはなんですか?」と聞かれるたら、私は衛藤ヒロユキ先生の「魔法陣グルグル」からです、と答えます。漫画の表紙のイラストが可愛くて、ほんわかしていて思わず手に取り、読むようになりました。

「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」はTVのCMで見ることはあっても、そんなに興味がなかったです。親戚が「FF8」にハマっていて「お出かけチョコボ」をちょこっと触らせてもらったくらい。

なにしろ私、ゲームのプレイが壊滅的にへたくそで、ゲームを自分からやりたいと思うことがなかったんですよ…

ゲーム売り場のお試しプレイも、最初のチュートリアルで躓いてゲームのやり方を覚えられない。

64の「マリオ」と「ドンキーコング」もボタン操作が覚えられず断念しましたね。

大人になってからも再チャレンジをしたけど、ラストまでたどり着けなかったです。

攻略本を見たり、実況者の方のプレイをお手本にしたけど駄目でした。

もっぱら子供の頃にやっていたゲームは「マリオパーティ」と「桃太郎電鉄」みたいなすごろく系ゲーム。

たまーに「マリオカート」と「大乱闘スマッシュブラザーズ」をちょろっとやる程度でした。ほとんど私が負け確定(笑)

ニコニコ動画でゲーム実況が流行るようになって、人がゲームをプレイしているのを見て「ドラクエ3」や「FF4」といったゲームを知り、好きになりましたね。

その関係で「ロード・オブ・ザ・リング」や「ホビット」の映画をDVDで見て、原作の「指輪物語」や「ホビット」も読むようになりました。

「リスタート―三度目の正直―」は私の中の上記の作品をイメージした物語になります(掲載する直前にも書き直しましたが、それでも前半部分がかなり長いので、完結後に書き直したいです)。

最初は主人公のルキウスが英雄や勇者といったポジションにしようかとも思いました。ですが、BLの受けということや現代の「お姫様が自ら王子さまを見つけに行く」という世情を反映し、王宮という狭い世界で生きていた文官の青年が、英雄を見つけるために冒険をするという形にしました。

悪の魔王を倒す王道も考えましたが、20万文字以内で書ききれる自信がなかったため、却下しました。

だったら、陰謀渦巻く王宮内の悪役キャラを懲らしめる勧善懲悪ものの方向にしたいなと思い、エドワードやノエルというキャラができました。

もちろん最終的に罰を受けるのはルキウスではなく、ノエルとエドワードです。

エドワードは王位簒奪を考え、兄弟や両親、親戚や重臣たちを次々に殺害しました。

またノエルは自分が神子であるからと湯水のごとく金を使い市民を餓死させ、「神子ではない!」と意見する者の暗殺を陰で命令しています。

彼らがどんな最後を迎えるのかはもちろん、ルキウスが文官からジョブチェンジをして新たな職につくまでや、旅をする中でどういった成長をするのかを見届けていただけたらうれしいです。

@tsuruhatakame
プロの小説家を目指してネットコンテストに参加しています。 2025年は公募も参加予定です。 オリジナルBL小説を書くのをメインに息抜きで極稀にイラストを描いています。 こちらのブログは生存報告を兼ねた進捗状況の報告です。 電子書籍の宣伝や執筆した小説の裏話や小ネタ、たまーに描いたイラストを置いてあります。 Webサイト:plus.fm-p.jp/u/sentenman