朝イチで見てきました。
計3回。ぼざろにハマるまでは同じ映画を複数回観るという経験があまりなく、前編も最終的に観に行った回数は3回でした。前編の時、1回観た後に数日明けたら色紙がなくなっていてショックだったので、今回は思い切って事前に購入していたムビチケ3枚を近所の映画館で一気に消費しました。
2回目でぼ喜多色紙を当てられて良かったです。
前編の92分に対し、後編は77分。連続だったけど、短いのもあってどの回も楽しんで観ることが出来ました。
1回目は事あるごとに、にちゃあ......と口角を上げながら見ていました。
2回目は新規カットと新曲を噛みしめました。
3回目は一番大きいスクリーンでした。前から三列目くらいの席だったので、巨大なスクリーンでまじまじと作画を眺めることができました。もう何回も観たシーンでも、改めて観ると様々な気づきがあります。劇場の音響と巨大なスクリーンで作品を味わうことができて幸せでした。
映画の感想ですが、めちゃくちゃ良かったです。本当にめちゃくちゃ良かった。映画を見ている間に何度声をあげそうになったかわかりません。
前編の台風の日のライブでは、3曲目を密かに期待していました。が、まさかここで持ってくるとは。後編はどんな風に始まるのかなと考えてはいたのですが、これは完全に予想外でした。というかまさかのライブシーンの新規カットで横転しました。新曲を歌う喜多ちゃんが可愛すぎ。喜多ちゃんから見た後藤くんは格好良すぎ。ギターを弾くイケメン後藤を横から捉えた絵なんてなんぼあっても良いですからね。そんな後藤くんが表紙のニュータイプも既に Amazon で購入済みです。届くのが楽しみだな......。
というか、新規カット多くない?めちゃくちゃ気合い入ってる。特に喜多ちゃんの掘り下げが多くてオタクはとても嬉しいです。実は喜多ちゃんが主人公なんだよね、と言われても納得してしまうレベルでしたね (本当か?)。
序盤。先輩達への謝罪のロインを送れない喜多ちゃん。その後ろ姿に切なくなります。そんな喜多ちゃんの傍にはギター(多弦ベース)が置かれているのもまた......。言い出せない、諦めきれない、憧れを捨てられない喜多ちゃん。そんな喜多ちゃんが見つけた後藤くんの後ろ姿。ここは元々好きなシーンでしたが、Re:Re: では序盤と終盤という位置付けで、さらに綺麗な対比構造になっていましたね。しかも終盤、喜多ちゃんには原作やTVシリーズではあったはずの「あのセリフ」がありませんでした。
喜多ちゃんが後藤くんを見かけた時に抱えていたモノ。映画ではそれがより丁寧に描写されました。個人的には、対となる終盤にあえてセリフがないことで、あの瞬間の喜多ちゃんの気持ちに深みが増したような気がします。後藤くんへの感謝や憧れ、とても一言では言い表せないような様々な感情が、あの時のあの笑みには含まれていたのかもしれません。
リョウさんとの練習シーンも追加されていましたね。電車の中でペットボトルを抑えて復習に励む喜多ちゃん。そのひたむきさに胸を打たれます。この一連の練習シーンは、後に文化祭ライブでアドリブをこなせたことに対する良い補完にもなっていましたね。頑張った。喜多ちゃんは本当に頑張ったよ。頑張ったね。結束バンドに入れて良かったね。なんて、自分なんかは改めて、しみじみと思ってしまうのでした。
コメント入りレシートの中の喜多ちゃんのセリフを、自分は事あるごとに思い出します。
あの序盤を経て、バンドに対して真摯に向き合えるようになった喜多ちゃんの姿を見られただけで、やはりぐっと来るモノがあります。Re: は後藤くんの成長譚が中心でしたが、Re:Re: は喜多ちゃんの成長譚としても綺麗にまとまっていたのではないでしょうか。喜多ちゃんという人物の魅力が、より引き出されていたと思います。
さて、Re:Re: には他にも良かったところがたくさんあります。
ぼ喜多のオタクとして外せないのはやはり「手」のシーンですね。「喜多さん、て、て、て、て.........」何ですかあれは。喜多ちゃんにスキンシップされて狼狽しちゃう後藤くんって公式で存在したんだ......。顔を真っ赤にしてろくに手を握り返せない後藤くんの姿が目に浮かびます。ていうかいつも浮かんでます。しかも歩き出した後にそのセリフって、じゃあ、あのまま手を繋いで帰ったってこと?
そっか...........................................。
虹夏ちゃんと喜多ちゃんの自販機のシーンも良かったですね。後藤くんにはコーラだったけど、喜多ちゃんには別の飲み物でした。ちゃんと後輩のことを見ている、面倒見の良い先輩です。大天使ですね。どんな話をしたのかは気になります。急にもっと頑張りたいと言い出した喜多ちゃんのことを気にかけていたのかもしれないですね。
新規カットだけでなく、新規収録ボイス (?) もありました。保健室のシーンで、後藤くんの脳内の喜多ちゃんが文化祭ライブをめっちゃ勧めてくる所はくすりと来ました。「やりましょー!」って。お口開いててかわいいね。その他にもTV版と微妙に違ったり、TV版のままだけど音量が変わっているように感じられた場所がいくつかあった気がします。細かいところは、ブルーレイが発売されたら確認してみたいですね。
マナー映像も良かったです。スズキハルカさんのイラストがとても好きです。アクリルマスコットは全種類買いました。ぼざろ展で購入したものを机の上に飾っているので、そこに追加しようと思います。楽しみ〜。今回はリョウ虹だったけど、後藤くんを撮影する喜多ちゃんが見られて良かったです。ぼ喜多のマナー映像も楽しみだ......。やっぱりひとりちゃん呼びなのかな......。
ラストの時間が巻き戻るような描写。自分は後藤くんが幼少期からこれまでの自分を思い返していたのだろうなと単純に解釈しました。一歩踏み出して輪に入ることができなかった孤独な幼少期は、バンド活動やバイトを始めて人と関われるようになった現在と対照的です。喜多ちゃんの成長にも感動しましたが、後藤くんだって成長しました。後藤くん、良かったね。
他にも色々感じたことがあったはずなのですが、三回も観たはずなのにもう記憶が薄れてきています。ぼ喜多のマナー動画も見る必要がありますし、また何回か見ることになるでしょう。
総集編にも関わらず非常に満足度が高かったので、時間さえ許せば、また何回でも見れそうです。
関わってくれた全ての方々、本当にありがとうございました。
ありがとう、ぼっち・ざ・ろっく!