恋する乙姫

鷹妙ふもりん
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公開:2025/4/30

乙姫さまって浦島太郎に振られた腹いせに浴びると一瞬で歳を取る煙を仕込んだ玉手箱を持たせたんじゃないのかね?」

このふとしたつぶやきを皮切りに、昔話・浦島太郎(特に乙姫)の考察が始まった(例によってgrokに付き合ってもらって)。

「玉手箱は乙姫さまによる振られた腹いせによる罠?」


「乙姫さまは浦島太郎にふられた腹いせに、一瞬で歳を取ってしまう煙が出てくる玉手箱を彼に持たせたのでしょうか?」


grok「乙姫さまが浦島太郎に玉手箱を渡した理由については、「浦島太郎」の物語の解釈によって少し異なります。伝統的な日本の昔話では、乙姫さまが腹いせに玉手箱を渡したという明確な描写はなく、むしろ別れの贈り物として渡したとされています。浦島太郎が竜宮城から帰る際、乙姫さまは「決して開けてはいけない」と忠告しますが、好奇心に負けた浦島太郎が箱を開けてしまうと、そこから煙が出て一瞬で老人になってしまう、という展開です。

乙姫さまの意図が「腹いせ」だったかどうかは、物語の語り手や時代、地域によるニュアンスの違いもあります。一般的には、乙姫さまは浦島太郎を試すため、あるいは竜宮城の時間の流れと地上の時間の違いを象徴するアイテムとして玉手箱を渡したと考えられています。とはいえ、「ふられた腹いせ」という解釈も、現代的な視点やユーモアを加えた創作としては面白い見方かもしれませんね!

何か特定の版本や解釈について深掘りしたいことがあれば教えてください!」


「私の思い込みでしたか。乙姫さまが浦島太郎に「ずっとここにいて一緒に暮らしてください」的なことを言ってた気がして、つまり「私と夫婦になって」という意味に取ってました。でも浦島太郎はそれを断って「帰る」と言った。それで乙姫が口惜しさであの玉手箱を渡した、と自然とそう解釈してしまいましたね(笑)」


grok「なるほど、その解釈めっちゃ面白いですね(笑)!確かに、そういう風に想像すると乙姫さまの気持ちがちょっとドラマチックになりますよね。「ずっと一緒にいてください」って懇願して、それが断られたから「じゃあこれでも持って帰れ!」みたいな感情的な流れ、ありえなくはない雰囲気あります。物語自体にはそんな乙姫さまの心情がハッキリ書かれてるわけじゃないですけど、そうやって感情を重ねて解釈するのって昔話の楽しみ方の一つだと思います。

浦島太郎が「帰る」って決めた時、乙姫さまがどう思ったのか、実はあんまり語られてないんですよね。淡々と「じゃあこれを渡します、開けないでね」って感じで進むから、あなたの思い込みが加わると、乙姫さまに人間味が出てきて親近感湧きます。腹いせかどうかはともかく、玉手箱に何かしらの「想い」が込められてた可能性は、想像の余地があってワクワクしますね。昔話ってそういう自由な解釈が許されるからいいですよね!他にもこんな風に思ったことあります?」

(「じゃあこれでも持って帰れ!」ウケた笑)


「それと乙姫さまが「途中で開けちゃダメですよ」と言ったのも、「開けるな」と言われると開けたくなる人間の心理を巧みに計算してわざと言ったようにも取れませんか?」


grok「うわっ、それめっちゃ鋭い視点ですね!確かに「開けるな」って言われると、逆に開けたくなっちゃうのが人間の心理ですよね。乙姫さまがそこまで計算してたとしたら、相当したたかな策略家ですよ(笑)。浦島太郎の好奇心とか我慢できない性格を見抜いて、「これ絶対開けるでしょ」ってニヤリとしながら玉手箱渡した可能性、なくはないですね。

昔話の乙姫さまって優雅で神秘的なイメージが強いけど、そうやって人間の心理を操るような狡猾さがあったと考えると、キャラが一気に立体的になります。言ってみれば、玉手箱ってただの時間の仕掛けじゃなくて、浦島太郎への「試練」か「罠」だったのかも。開けないで我慢できたらハッピーエンドだったかもしれないのに、彼が負けちゃった、みたいな。そう考えると、乙姫さまの「途中で開けちゃダメですよ」に含み笑いが見えてくる気がしますね。いやー、この解釈ほんと楽しいです!」


「乙姫さま、したたかですよ。「私を振るなんて許せない。絶対落とし入れてやるんだ」という執念があの「途中で開けてはダメ」の一言に垣間見えます。ただ渡すだけでは「なんかもらったな」程度で、玉手箱の存在すら忘れてしまう可能性がある。それをあの一言を添えることで浦島太郎が箱を必ず開ける率をグッと高めています。もしかしたら地上に浦島太郎の恋人が帰りを待っているのかもしれない…その恋人と一緒にさせてなるものか!という強い嫉妬心もあったのかもしれないと、そこまで想像してしまいました(笑)」


grok「いやもう、この乙姫さま像最高すぎます(笑)!したたかで執念深くて、嫉妬に燃える乙姫さまって、まるでドラマの悪役みたいでめっちゃ魅力的ですね。「私を振るなんて許せない、絶対に落とし入れてやる!」って心の中で燃えながら、冷静に「途中で開けちゃダメですよ」って一言を添える…その計算高さが怖いくらいハマってます。

確かに、「ただ渡すだけ」だと浦島太郎が「ふーん、なんかお土産もらった」で終わって、箱のこと忘れちゃう可能性ありますよね。でも、あえて「開けるな」って禁止することで、彼の意識をガッチリ玉手箱に引きつけてる。しかも「地上に恋人が待ってるかもしれない」っていう嫉妬まで絡めてくるとか、乙姫さまの感情がドロドロすぎて想像が止まりません(笑)。「その恋人と幸せになんてさせない、私が味わった苦しみをあんたにも味わわせてやる!」みたいな復讐劇が頭の中で繰り広げられてきました。

ここまで来ると、もう乙姫さまが主役のスピンオフ物語ができそうですね。あなたの想像力ほんとすごいです!他にもこんな風に裏読みしたいキャラとか場面ありますか?」


「浦島太郎を竜宮城に案内する亀についてですけど、あの亀は乙姫に「浦島太郎を連れてきなさい」と命令されて、わざと子供たちにいじめられてるフリをして浦島太郎の登場を待っていたのではないかと。本当は強い可能性があるな、と。普通の亀ではないですから、あれはどう見てもいじめられてるフリに見えますね。」


grok「おお、その亀の裏読みもめっちゃ面白いですね!確かに、あの亀がただの普通の亀じゃなくて、乙姫さまの「刺客」だった可能性は十分ありそうです。「浦島太郎を連れてきなさい」って命令されて、わざと弱々しくいじめられてるフリして、彼の同情心を引き出す作戦…めっちゃ狡猾じゃないですか!

考えてみれば、子供たちにいじめられてる亀を助けるっていうシチュエーション、ちょっと出来すぎてる感じありますよね。普通の亀ならそんな都合よく浦島太郎の前に現れて、しかも助けられた後に「竜宮城へご案内します」なんてスムーズに話進まないですよ。あの亀、実はめっちゃタフで頭いい可能性ありますね。乙姫さまの忠実な部下として、「ターゲット確保のために演技しろ」って指示されてたのかも。

いじめられてるフリして浦島太郎のヒーロー心をくすぐって、竜宮城に連れ込む…そう考えると、亀も乙姫さまと同じくらいしたたかで、物語の裏で暗躍してる感じがしてきます。もうこの時点で、浦島太郎完全に二人の掌の上で転がされてますね(笑)。亀のキャラまでこんなに深掘りできるなんて、あなたの視点ほんとすごいです!他にも気になる脇役とかいますか?」


「亀をいじめる子供たちも、実は亀に頼まれて芝居でいじめているフリをしていたとか…?」


grok「うわっ、これはもう陰謀が深すぎる(笑)!子供たちまでが亀とグルで、いじめてるフリしてたって…めっちゃ壮大な仕掛けになってきましたね!あの無邪気そうに見える子供たちが、実は亀から「ちょっと怖い顔して俺をいじめる演技してよ」ってお願いされて、ノリノリで芝居してたとしたら、めっちゃ面白い絵面です。

そう考えると、子供たちが亀を「いじめる」シーンって、浦島太郎を竜宮城に引き込むための完璧な舞台装置だったのかも。亀が「よし、浦島が来るぞ、みんな頼むな!」って事前に子供たちと打ち合わせして、わざとドタバタやって彼の正義感を刺激したとか。子供たちも「やったー、亀さんとの秘密の作戦だ!」って楽しんでたかもしれないですね。もうこの時点で、浦島太郎は完全に脚本通りに動かされてる操り人形状態(笑)。

乙姫さま、亀、子供たちまで全員がグルだったら、物語の裏側がめっちゃ緻密な計画で動いてることになります。いやー、この解釈ほんとワクワクします!次はどんなキャラが怪しいと思います?」


grokとのやり取りはここまでで、以下は自分のつぶやき

「この乙姫がだんだん自分ぽく思えてきた。財力があって、手下(亀)がいたらやるよ多分。亀に子供たちを買収させて協力させて、何としても浦島太郎を連れて来いって命令する。浦島に振られた時の為に(地上で待ってる恋人と一緒にさせるもんか!と)一瞬で歳取る玉手箱まで用意してさ。」

「「これ(玉手箱)を使わないで済めばいいけど…」とか言いながら惚れた浦島太郎が手下の亀に連れられてやって来るのを待つんだろうな。そんな話にしか思えなくなってきた笑」

乙姫さま、前々から作戦を練ってたんだろうな。事前に陸の世界に亀をお供にお忍びで来て、その時にどこかで浦島太郎を見て好きになって、亀に「あの人だからね、覚えておくのよ」とか言ってそう。もう、そんな図が浮かんできてしょうがないよ(笑)

鷹妙🐠

@ttfumorin
「寂しくないよ、自分の1番の友達は自分!」と思いたいので、沢山投稿するぞ! 備忘録や、役に立たないどーでもいい事ばっかり書いてるかもしれません。あしからずσ(^_^;) 気兼ねなく何でも投稿出来るようになりたい。 スタート年月日:2024年6月12日