文章を打つのに面倒な思いはしたくない。
一文字打ったら全文出力してくれるような道具がほしい。もうそれは草薙素子さんの世界なんよになってしまうんですが、それでもやはりキーボードを叩く以上は「ミスタイプが減ってほしい」「タイピング量を減らして楽がしたい」以上のことはない。そのおかげで私はパンタグラフをやめてメカニカルキーボードの沼へ足を踏み出したまである。手首の疲労はすなわち肩の疲労に直結する……あなどれん。
とはいえ、ほとんど毎日タイピングするような人間がすぐに何かを変えられるわけもなく。悲しいかないろいろ試してみてもあわないな~と思うことしばしばしば。
というのも、Google日本語入力くんがほんとうに変換がバカになってきたのが大問題だと思うんだよ……。どうするんだよお前これ以上バカになっちまったら。
AZIK、AZIT入力方式
SKKが日本語IMEだったのに対して、こちらは入力拡張。導入はこちらのほうが楽だった。バックアップ必須だけど。(Google日本語入力だとローマ字テーブルを上書きすることになるから)
AZIKの本家方式よりも私はいい具合に調整されたAZITのほうがいい感じだったので、試してみたんだけども「楽なのはわかるけど指がついついいつもの入力をしてしまって、噛み合わない~~~」が連続した。
でも、「;→っ」「:→ー」はあまりにも楽だったし、「です」が「ds」「ます」が「ms」なのも最高だったよ。いいところどりしていきたいいい変換方式だ。特にAZITは一部英語をそのまま英単語打ちしたら勝手に日本語に変換してくれるから「next」とローマ字キーボードのまま打ち込むと「ねくすと」に変えてくれたりする。それは、それはかなりうれしいかもしれない。
自分のカスタマイズローマ字テーブルに採用したいレベルでいいものだった。
Google日本語入力カスタマイズ
d[ 『
d] 』
q@ ★
s[ 《
s] 》
w@ ☆
q[ 【
q] 】
s@ ゛
d@ ゜
f[ {
f] }
^ 〜
s^ !
s\ ?
g\ →
g@ ……
l1 #
l2 ##
l3 ###
l4 ####
l5 #####
l6 ######
あれからいろんな入力方式を見てみて、結果あんまりかわらなかったけど一応進化はあった。上記のは、通常デフォルトのローマ字テーブルに追加した部分。
Shift+1で出していた!を手の届きやすいところに設定したり、Z+LでGoogle日本語入力なら出すことの出来る→をもう少しわかりやすいところに配置し直したり。TyporaだとCTRL+1~で出てくる#が指つり殺人鬼ショトカになってたから変更したり。ktkrでキタコレが出るような感じに略称でもですますがでるようにしたり。
女の指にCTRLまで下がって1~の数字キーを押せは骨折させる気かよ感があったため、そこを変更するアイディアが出てよかったな。というかあれらのショトカはUS配列だとやりやすいんだろうな。JIS配列に人権なしを感じる。
色々頑張ってみて、感じる。google日本語入力てめーは馬鹿だ…………。誤変換が多すぎる。やはり殺すためにはアレしかないというのか。
SKKという日本語IME ここにきて再チャレンジ
出会ったときは「なるほどな!」と思った入力方式。漢字変換時に「おめーはここで絶対に変換する」を指示することで誤変換を殺す方法。Google日本語入力くんのアホさを殺すのであれば間違いなくコイツ。
でも、一度試してみて分かった。「送り仮名のことまで考えないといけないのはまぁまぁ面倒」ということ……。日頃結構脳死で変換してるんだなというのがわかって凹みました。というか多分単語ごとに打ち込んではいるんだけども、変換前にいちいちShiftを打てというのが面倒だったんだと思う。もう一度チャレンジしたら印象が変わるかも知れない。
送り仮名なんかは、Google日本語入力API?みたいなものをかませたら自動でやってくれる。そしてこれに慣れることができたら……楽かもしれないな。
日本語入力くんがあまりに馬鹿変換ばっかりするから、それなら私がcorvusSKKで躾けるしかないんだよ変換を。そう覚悟して使い始めたけどやっぱりそれなりに速度は落ちる。でも変換が確実だから変な文節で区切られなくていいし、思えばgoogle日本語入力くんでも漢字変換ちまちまさせながら打ち込んでたなと思ったら、別に前と打ち方かわらないかもと思い始めた。速度はおちるけど、最近は正確性が低すぎてストレスにはなってたから…………。
google日本語入力くんでしかできないと思ってたキーマップも設定できたしシナリオ書くぶんにはなんの支障もなくなったの草。前みたいにEnter押してからやっぱ間違ってたから戻って編集するがなくなったぶん、楽かもしれない。悪くはない。慣れるまでが長そうだし、これはこれでまた問題がでてくるんだとおもう。ちょっとしばらくは頑張ってみようかな。