トキポナは品詞の区別をしない言語ですが、こういう言語は結構多いみたいですね。英語は区別されていますが、同じ単語で別の品詞でも使うことは割とありますね。動詞としては中学レベル、名詞としては大学レベルなんてこともあって、後出しされるとなかなか混乱するものです。
日本手話も区別が薄い言語かなと思っています。例えば、「リュック」という単語は名詞として「リュック」の意味がありますが、「リュックを背負う」という動詞としても意味を持ちます。「手袋をはめる」「冷蔵庫を開ける」「蛇口をひねる」「引っ越す」「交代する」なんかもそうですね。挙げるとキリがないくらい。どちらの意味なのかは、都度文脈から判断します。
日本語は結構厳密に区別するというか、形が変わりますよね。動詞は連用形にすると名詞になるのが好きです。「動き」「向き」「施し」とか。
さて、勉強。
新出単語
pilin 感情、触れる、気持ち
musi 遊び、愉快な、芸術的な
jaki 不愉快な、吐き気のする、気持ち悪い
lawa 頭、支配する、管理する、計画する、導く
lape 眠る、睡眠
新出文法
動詞の後に付けた単語は副詞になる。
ona li pilin pona. 彼は機嫌がいい。
mi lape pona. 私はよく寝た。
jan lili ni li pali musi lili. その子どもは少し遊んだ。
jan lawa kulupu li jo e moku. 村の長は食べ物を持っている。
mi pilin jaki e moku laso. 私は青い食べ物を気持ち悪く思う。
mi utala ala e sina. 私はあなたを攻撃しませんよ。
少しずつ作れる文章の幅が増えてきましたが、自由に話すにはまだまだですね。