トキポナの発音はほぼローマ字読みで、rとlの区別も無いので日本人にとっては簡単め。アクセントは必ず単語の最初の母音につく。注意点は、jはヤ行であること。janはヤンと読む。njはニャ行。それと、tuはツではなくトゥ。
jの読み方は言語によって色々ですね。ドイツ語はヤ行、スペイン語はハ行。スペイン語は逆に?yをジャ行で読むのが面白い。英語フランス語はジャ行ですね。ラテン語とかはどうだろう。
子音の種類が少ないのもやりやすい。ヒンディー語はラと聞こえる子音だけで8種類くらいあって正直わけわからんです。なんかこう、息をたくさん出す音と出さない音、喉の奥の方で舌を弾く音とそうでない、みたいな。
さて、勉強。
新出単語
akesi 両生類、爬虫類
pipi 虫
jan 人、人々、誰か、類人猿
mije 男、オス、夫
meli 女、メス、妻
pan 穀物、パン、米、麺類
kili 野菜、果物、キノコ
moku 食べる、飲む、食べ物、飲み物
suwi 甘い、いい香りがする、可愛い
e (動詞と直接目的語の間に入れる)
新出文法
「AがCをBする」という動詞文を表すには、「A li B e C.」とする。
一つの単語が一つの品詞とは限らない。mokuは食べるという動詞、食べ物という名詞、両方の意味がある。
その単語がどの品詞かは、単語の位置で見分けられる。
トキポナに過去形は存在しない。
akesi li moku e pipi kule. トカゲが蝶々を食べる。
kala meli li laso. メスの魚は青い。
mije li moku e pan suwi. 男性がケーキを食べた。
soweli jan li moku e kili. サルが果物を食べる。
pan suwi はここではケーキと訳しましたが、甘くて穀物ならなんでも当てはまると思います。もしかしたらクッキーかもしれないし、大福かもしれないし、クリームパンかもしれない。もっときちんと説明したかったら言葉を追加して意味を狭めればいい、トキポナはそういう自由度が高い言語なんですね。