去年の12月頃から、ごたごた(というかなんというか)ばかり起きていて、そろそろ落ち着いてくれと思っていた矢先に、もうどうしようもないことが起きてしまった。――がまあ、それももう(去年からつづいていることもあわせて)どうでもいいか、という気持ちである。わたしなどがなにをしたところでどうにもできず(これは言語化が難しいのだが、「わたし程度が」という謙遜とは違う、もっと虚無感の強い、構造的なものに起因している「わたしなどが」である)、なんとかできるひとたちがなんとかすればいいと思う。
とはいえ、最近はこのことばかり考えてしまい、精神的につらいし、朝も起きられないし、日常生活もむずかしい。なんだかなあと思っているけれど、べつにそれだってわたし個人の問題なので、世界は粛々と進んでいく。自分の体調も、精神状態も、もうどうでもいいかという気持ちである。
いまはそんな気分で、12月からずっと最悪な気分だ。
日記をひさしぶりに書くのに、こんなことしか書けないのも情けないことだなあと思う。
風呂に入れなくても、食事ができなくても、時間は進んでいくので、三月末の締め切りの原稿をやっている。二本。1本は現代物。もうすぐ終わりそう。もう一本も、締め切りまでには終わると思う。こっちは動物のSF。どちらも、提出先には、大切なものをもらっているので、それらになにか、返せるといいなと思いながら作っている。久々の寄稿。もうずいぶん、自分が作る本、以外のものに、書いたものを託してこなかったので、これでいいのか、最後の最後まで迷ってしまう。よいものを作る努力を、最後まで頑張りたい。