編み物沼に友人を招待した際、深みにハマると糸から、羊からとなっていくんだろうねと笑い合っていた。
私もその時はストールを2〜3枚編んだ程度のビギナーで、100均でコスパと洗濯が楽な毛糸を愛好していた。(なんでポリエステルの毛糸って手芸屋ほぼないんだ)毛糸の好みは今も同じである。
ただ、良いものは良いものだと編み物の先立ち達は言う。でも棒針を使えない私にはもわもわの慎ましいサイズにまるめられた毛でできた糸を効率よく美しく仕上げられない。
じゃあ糸紡ぎしたものもかぎ針より棒の方がなんとか見栄えがするんじゃないかと分かってはいるけど、無性に糸を紡いでみたい。
「手段が目的になる」使い道がないかっこいいフレーズだ。ふわふわからよりを作って、よりをいい感じに引き伸ばして、またよりをかけて……何回か繰り返せば毛糸玉になるらしい
とりあえず初めて見たものが親なので、頭にフックとおもりがついたタイプのスピンドルを目指す。
頭のフックはネジ込むフックでもいいが竹箸を生贄にするのでかぎ針状にスクラッチした。折れたらフックを挿せばよろしい。おもりはまた今度アイロンビーズでちまちま作る。(この方法で遊べそうなら安価に何本も作れる!)
そうして、偏愛するポケモンをフェルトで錬成したときのあまりを引っ掛けてまきまきしてみた。思ったより毛が巻き込まれて太くなっていくなだめすかして太さを維持しなければならないかもしれない。
とりあえず一本をよりよりして、それをはんぶんにしてまたよりよりしたものができた。原始の毛糸だ。
