オープンマイクありがとうございました

uchili0315
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GW、最初は体調不良だったけど泊まりがけの旅行で半分くらい使い、4日は怪談イベント観覧→オープンマイク開催で怪談を楽しみ、5日はいおぎいピクニック→教室で人形を少し進めて、昨日は圧巻の宇野亜喜良展を観たので充分な連休を過ごしてました。平日に突入した途端に眠くて夜に何もできないので、またしばらく潜ります。

あらためて、4日は国分寺Ms怪談語りたがりオープンマイク(これが正式名称)ありがとうございました。今回で5回目かなと思いますが、毎回楽しい会になって主催の私は嬉しいです。

このオープンマイク、何故この場所で?共同主催の人は誰?という点からあらためて説明すると、共同主催の(bug-depayseという舞台芸術グループ主宰の演出家)宗方勝氏とは昔一緒に活動していた旧知の仲で、その繋がりで親交のあった会場のM's店主の新井氏が怪談好きで、普段はジャズライブやるお店だけど空いてる週末夜に怪談会をやろうという話になって実現したのがこのオープンマイクです。以前、宗方氏主催の作品発表の集まりをM'sでやった際に私は怪談を語ったんですけど、マイクありで照明やキャパ含めた店内空間が良かったので怪談会やライブで使えるな、という確信があり、実際いい感じの空間なので有り難く使わせて貰っています。過去回ではノイズミュージシャンのアビシェイカー氏に即興で音を出してもらったのも良かったと思ってます。集客や回しは怪談活動をしている私が大方やってますが、これは私のイベントです!というよりも、こういう「場」があるのは良いよね、というどシンプルなスタンスでやってます。毎回、聴き専のお客様(怪談イベントヘビーユーザーから「怪談界隈」ではない一般の方まで)も楽しんで頂けているのでホッとしておりますが、それは毎回参加される皆様のお陰です、というのに尽きます。オープンマイクなので当然ながらゲストを呼ばず出禁もなく、完全に当日の開始まで誰が集まるかが完全に不確定という「頑張らない集客」で貫いていますが、それでも毎回違う毛色のグルーヴ感(活動歴の長い人ばかりの回、怪談作家だらけの回とかあったな?)が生まれるのは素晴らしいなぁと思います。

怪談イベントがブームと共に多数企画される中、私が何かを企画・主催する際のスタンスとしては「会場のお店の売上になり」「主催の目の届く小規模で」「界隈やコミュニティに関係なく、興味がある人が誰でも」「疎外感なく居心地よく楽しめて」「プレイヤーも受容者も双方が鍛えられる場」という塩梅になるように努めています。逆に言うと、自分自身の金銭的利益や自分が発信するコンテンツを押し出すわけでないので、かなりカジュアルで草の根だと思ってます。華やかな活動や大規模なイベントと比較すると、なんで地味な……という感じですが、カルチャーを豊かに愉しむことに対して、殊に怪談は私にとっては大衆芸能や興行として、あるいは怪談を交流ありきという認識で受容するスタンスではないので、これくらいで丁度良いのです。

@uchili0315
怪談と人形と占いのどれかについて