
9/30
フォームローラーとストレッチバンドを動かすとうろんが毎回見物しにやって来る。狩りに直結しないタイプのオブジェクトと動きなのに、変わった動きをするもの全てに心が動かされるらしい。窓を眺めるときも、雨の日のほうが心なしか集中力が高い。そういうときのうろんの瞳孔は真ん丸になるまでかっぴらいていて、ストレッチバンドを伸ばすのをやめてうろんに話しかけたら目が通常に戻る。
最近寝ても寝てもだるいな。睡眠時間が1〜2時間伸びている。前なら6〜7時間で大丈夫だったのが8時間くらい必要で、充分寝るとなると9〜10時間必要。6時間を切ってしまうと明らかに寝不足の感覚になる。前は4〜5時間がそのギリギリラインだったのに。今日は自分のしょうもないミスを2つ見つけ、自分がバカなんじゃないかと思い、またそれでイラっとしたときにしょうもないことを考える。おのれの性分について、全く寛容ではないな?と思う。寛容でありたい場所と相手の選別がはっきりしていて、ダメだな、と思った相手はとことんダメなのである。好き嫌いと信頼の有無がイコールすぎる。
寒くなってきて、ソファに座るときもブランケットをかけはじめたらうろんが潜り込んで布越しで連れにおばけアタックをする。連れはソファに座ると必ずうろんが膝に乗ってきて動かないので、足の血流が心配である。
10/1
BUTTERを3割くらい読んだところで胸焼けする。国内小説、とくに現代で身近な現実世界の話で共感できる要素を意図的に用いられてるものは、私にとっては息苦しい。お前にわかるだろという前提の中の共感しえなさ、フィットしない部分が気になってしょうがない。私は基本的に、リーダビリティ高い母語のままよりも、翻訳された文章か、ドライな文体のほうが好き(しかし外国語の習熟はろくにできてない)、同じ文化/言語圏の「わかりみ」のスタンダードの部分、そこでつまづいてしまう。異文化異言語のわからなさの前提、あるいは謎や恐怖ありきから入ってゆくほうがむしろ安心する。ガイブンは別に読みやすいと思っていないし読むには気合いがいるけど、思考に落とし込む段階でそっちのがいいな、と思う。カミラ・グルドーヴァの新刊を開いた瞬間、あと怪談本を読み始めたら気分が凪いだ。適温。
帰宅すると、うろんの左目の目頭の下に目やにがついていた。ねこの目やにはなぜ、ねこのアイラインと同じ焦茶色をしているんだろう。目やにを取るのは難しい。指を目元に寄せた瞬間に顔を振るか後ろにサッと引く。何度かトライして、鼻筋を下から上に親指で撫で上げながら指先をカーブさせることで成功。この記事の上にある写真のうろんには目やにがついている。
うろんがとんぼに掴みかかるとき、毎回左手から出してる気がして左利きかなと思ったけど、角度や位置取りで出すのは左右ランダムかもと連れに言われた。右利きなのか左利きなのか、いまだにわからない。