喧騒

udhavetolb
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生きていたくない。もう消えてしまいたい。消えてはいけない。頑張らないといけない。

何回もそういう考えを行ったり来たりしているとき、私はこころの世界にいる。そんななか一瞬からだの世界に戻れた時、私は街の喧騒を聞く。

こんなに苦しいのに世界は進んでいて、耳に飛び込んでくる音はいつも尖っている。

車の走る音。誰かが外で咳をしている。自転車のブレーキ音。

全てが大きな矢印になって私の体を刺す。こんなにも苦しいのに喧騒は続いているのだと感じる時、私はまた思考の渦に巻き込まれていく。

こころの世界もからだの世界もうるさくて嫌になって、全ての音を消すためには自分の存在ごと消えるしかないのかなと考える。

喧騒は私の外側から内側へ、響き続けている。