路駐、その厭厭たる響きや。
バンクーバーは路駐が多い。違反ということではなく、駐車場=路駐というのが多い。だいたいはCity of Vancouver、つまり公営のやつで、アプリで時間を指定して払う。自分はまだないが、結構違反チェックの人も回っていて、無惨にも違反のチケットが切られていくのを何度も見たことがある。
大して運転に自信のない自分にとって路駐は普通に嫌だ。運転している道が狭くなるのも嫌だし、いつか人が扉を開くんじゃないかとか、入ってくるんじゃないかという変数が増えるのも嫌。そして停めるのもムズいので嫌だ。もう全然うまく入らない。ボタン押したらいい感じに停めてくれる世界線に早くなってほしい(うちの20年選手のホンダCRV君は全然無理)。
ただ、そう言ってるとどこも行けないので、曲りなりにも路駐はできるようになったと思うし、無理やり良い要素を引き出そうとすれば、いろいろな所にいくハードルは確実に下がっている。ちゃんと駐車場があるとこだと、ある意味必然的にその対象の店や場所にはやや距離があることが多い。路駐だと、運良く空いていて、かつ人道的に止められる車間距離があれば目の前に止められる。チラ見して気になったカフェとかにもサクッと入れうる。チャリとか徒歩のノリで気になったものに足を停めることができるのは路駐のいいとこかなと思い。