イヌちゃんの夢をみた

udvor_h
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イヌちゃんの夢をみた

冒頭部分は特に覚えていないが、映画か何かで有名になった村に旅行ついでに立ち寄ったようだった。表向きはロケ地そのものといったのどかな村だったが、村の人に「ここから先は行かない方がいい」と言われた道を進むと酷い有様だった。

飢えた大型犬が多数存在する弱肉強食の世界が広がっていたのである。

その村には大型犬しかいなかった。飢えた犬が私たちに食料をねだってくる。ところどころに犬の腐敗した死骸がある。飼い主はおらず、村の中で放し飼い状態だった。人間たちはというと、縄文時代の竪穴住居のような家で住んでいた。映画のロケ地とはとても思えない有様である。

道をそのまま進むと開けた土地に出た。そこは村の中でも裕福な者たちが住んでいるところだった。その中にイヌちゃんはいた。真っ白の毛で、大型犬で、ふさふさのつやつやで、裕福な家に飼われているみたいだった。見た目は全然違ったけど、私はこの子がイヌちゃんだと信じて疑わなかったのでそうなのだろう。

私は近くのスーパーに買い物に行くという家族と離れてずっとそのイヌちゃんの側にいて、これでもかというくらい撫でたり一緒に寝たりした。幸せだった。イヌちゃんのニコニコ笑顔可愛かったなあ

この夢の指すところがどんなことなのかはよく分からないが、イヌちゃんは白くてもふもふの大型犬に生まれ変わったのかもしれないと思った。家の中で飼われてるといいな。あったかいごはんとあったかい布団が出されるおうちだといいな。また今回の命もあなたにとって素晴らしいものであってほしいよ