そういえばミラティブに入ってからのことをまるで書いていなかった。
書かなければ書かないほど書きたいことが大仰になっていくことに気づき、全然書けずに溜まっていたのだが、ちょっとずつ書けばいいねと思ったので書く。あんま文脈とかも整理せずに。
なお、100%個人の意見と感想です。所属企業的にこういう人がどうこう、というのを表明する意図はない。ミラティブがどういう人を求めているかは、カジュ面したら多分お話しますね...。
入社して変わったこと: 技術力以前の問題に気づけた
入社するまで、僕は技術力が自分にあると思っていたが、実際には、ことスタートアップで仕事をする上では技術力以前の要素というのがすごく大事だと理解できた。
例えば言われたことをちゃんとやるということすら意外と難しいことがある。
仕事なので、まずは上司・上長から色々なボールが来るし、あるいは同僚、インフラならバックエンド開発の人に何かをお願いされたり、もしくは広報や人事労務などなど、とにかく人類と関わることが仕事なんだけど、やりとりなどにおいて多分こんな感じのことに気をつけている。
メンションは全て反応する、反応できない旨も反応する
繰り返すが一人一人の待ち時間は会社全体のコスト
とにかく、自分がボールを持ち続けないで、人に渡すこと
一言で言えばこれに尽きる
リアクションが必要な場面を全て見逃さない
自分に関係しそうなことは、ちゃんとオウナーシップを持って、把握する
把握した上で少しでも関係しそうなら声を挙げる、関係ないなら関係ないと教えてもらえるので
相手が要求していることを文面通りに理解する
辺に裏を取らない。書いてあることに立脚して理解し反応する
大事なこととして、相手の要求を理解した結果自分に不可能である場合はそれをはっきり伝える。例えば知っているか知らないかを聞かれて、知らなければ知らないと答えればいい。辺に見栄を張らない、質問を捻じ曲げてできる風を装わない。
つまり誠実さが全てである
なお皮肉や政治は無視する、幸いミラティブにはそういう人はいないため不要な情報である。自分でも皮肉を言わない
一番早い方法で着手する
自分にできる、かつもっともコストやら運用のしやすさやらがベストな方法を考える
これも、技術アピールで凝ったことをしない。正しさへの誠実さを重視する
このように、言われたことを正しく受け取り、変な推測をせず、期待されたレスポンスを、適切なレスポンスタイム閾値内で返すというのは、ちゃんと考える力と、ちゃんと自分の能力に向き合う力がないと難しいと思う。
なんかsonotsさんも似たようなことを言っていた気がする(ソースがすぐに出てこない)。
とにかく入社して、こういう基本ができていない! という自分に改めて向き合うことになり、とにかく全てをアンラーニングすることを頑張った。
で、書いてて思ったのですが、いわゆる「仕事ができる人」は、職種関係なく上記のことができているよねって気づいた。だからエンジニアでも、技術力より先にこの辺のコミュニケーションの習慣? を身につけた方がいいと思う。
まあ個人的にはまだまだできていないですが...。
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次はエンジニアに求められる、理論的な判断とは何か? って話をするかもしれない。いや、僕は理論的とか苦手ですが...。