『日本企業のタレントマネジメント』を読んだ (2023/07/28)

uemura
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2023/07/28に読了。社内の書評倉庫より転記。

書籍内容の要約

タレントマネジメントについて、先行研究を元にそもそもタレントとは誰のことかに始まり背景、定義について説明した上で、日本型人事管理とタレントマネジメントについての考察がなされた一冊。理論的なアプローチと事例研究を元にした実践的アプローチの両面を踏まえ、日本型人事管理においてタレントマネジメントという考え方がどう受容されるか、また今後どのような方向性に向かうかについて提言されている。

書籍内容を通じて学びを得た点

タレントマネジメントという概念を改めて俯瞰することができるだけでなく、日本型人事管理との関係性について解像度高く分析されており、いくつかのパターンに分けて認識することができた。今後自社においてもタレントマネジメントを進めるフェーズが来た際に、自社のコンテキスト(歴史や人員構成やビジネス方向性)だけでなく、日本企業全体を意識したものを作る上で、人事部内、あるいは社内で共通言語化する価値がある一冊なのではないかと思った。

@uemura_t
昔エンジニア、今は人事をしています。@uemura_HR