「1on1しましょう」
自社には1対1で気軽に話せる風土がある。いつからそうなったのか覚えていない。部署を意識せずにやりましょうと言えるので、きっとどこかで根付いたのだろう。良い文化なので人事としてはもっと言語化した方がいいのではないかと思っている。
今日は1on1を7本やった。私はマネージャーではない。メンバーが1日あたりにこなす量としては異例かもしれない。たまたま日付が重なっただけなのだが、こんなに1on1ばかりの1日は久しぶりだ。
1on1の相手は直属上司、その上の上司、チームメンバー、人事内の他チームの人、現場のVPoE的な人など様々だ。定期的にカレンダーに登録している予定もあれば、突発開催されるものもある。
話題についても様々だ。ちなみに今日話したことを並べるとこんな感じ。
内発的動機付けって難しいね
自分の感情に目を向け、言語化することっていいよね
部署を超えるコミュニケーションの難しさ
親知らずを抜いた話
自分が仕事でやりたいことって誰に、どんな風に伝えてる?
組織をどんな風に変えていくか
エンジニアとのコミュニケーションの取り方(結局、エンジニアによらず対話って大事だよねという話になった)
来年以降にやることと動き方
来期の新卒社員研修のカリキュラム
最近モヤっとしていること
生成AIの活用方法
子育てしながらの働き方で大変なこと
こうして並べてみるとざっくばらんだなあと思う。だがそれがいい。
1on1での会話のバランスは8割聴いて、2割話す。私はやや説明過多なところがあり、話し始めると長くなるので2割くらいを心掛ける。Webミーティング形式での1on1になるため、聴く姿勢についてはオーバーリアクションかも、くらいが丁度いい。頷きは大きく、合いの手はしっかり入れる。聴いてるよ、受け取っているよと相手に伝えることが大事だ。
妻に1on1の話をすると、ほんと雑談好きだよねーと言われる。その通りだ。日常の地に足のついた仕事の話から少しだけ離れて、自分たちの心に目を向けたり、未来に視点を置いて今を見てみたり。そんな時間を過ごせるのが1on1の醍醐味だ。