ここ数年何となくTwitterで振り返りを書いていて、昨年末に書いた2023年の目標は「自分の生活を愛せるようになる」だった。
達成できたのかは分からないし、今は来年の目標もあまり思い浮かばない。1月からいろいろやることが立て込んでいて、あっという間に1年が経つであろうことが予想できるからかもしれない。
2023年は良い年だった。
決して強がりではなく、素直に。良い年だったと思う。たくさんの素晴らしい楽曲に出会えた。ボーカロイドも、アイドルも、両方すごく楽しかった。自分の生活で精神が荒むことも減った。
過去に受けた傷を訴えて、その加害が認められた年でよかった。わたしにとっては、その後の芸能事務所としての対応がとても納得のいくものではないけれど、メディアやステークホルダーのあり方、「推し活」の問題に回収させて適当なことを抜かしている人たちに、そして何より告発した彼らに対して誹謗中傷を浴びせる観客たちに思うところがないわけではもちろんないが、それでも、それ以上に、その傷の責任の所在がちゃんと明らかになって良かった。他のすべての現状がどんなにクソで、希望を持てなかったとしても、きっと良くなるはずだという想いは捨てずにいたい。もう疲れきっているけれど、それでも。
明日からも素晴らしい日々が待っているだろう。クソみたいな世界でも、すてきな音楽をつくり続けている人たちがいることを信じている。すべての子どもたちのために明日があることを信じている。