『なぜ政府は信頼できないのか』を読む

uhiroid
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公開:2024/6/11

『なぜ政府は信頼できないのか』という本を読んだ。ピーター・D・シフとアンドリュー・J・シフ兄弟によるこの著作は、経済の基本原則を、寓話的な物語を通じて、誰にでもわかりやすく伝えている。

以下、簡単なメモ

  • 本書は、3人の男が住む小さな島から始まる。彼らは手で魚を捕まえて生活していたが、ある日、1人の男が網を発明する。このシンプルな発明をきっかけに、島の生産性は飛躍的に向上、やがて島は発展し、他の島々との交流も始まる。こうして読者は、文明がどのように発展していくのか、そのプロセスを学ぶことができる。

  • 物語が進むにつれて、島には政府が誕生する。しかし、政府は次第に腐敗し始め、お金のごまかしが進行していく。最終的にはハイパーインフレが発生し、経済は崩壊してしまう。

  • 現在、インフレが世界的な問題となっているが、インフレの定義そのものが過去数十年で変わっていることに注意せねばらない。もともと、インフレはマネーサプライの増加を意味していたが、1990年以降、辞書の内容が書き換えられ、物価の上昇を指すようになった。このため、「物価が上昇していないならインフレは起こっていない」という誤った解釈が広まるようになった。

@uhiroid
経済ハンター