【翻訳記事】ビットコイン、強気になる理由2025

uhiroid
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『ビットコイン・スタンダード』の著者であるサイフェディーン氏が興味深い分析を投稿した。2010年から2024年までのビットコインの価格推移と時価総額の変化、そして今後15年間の予測について、具体的な数字を交えながら解説している。特に注目すべきは、過去の成長率の1000万分の1という控えめな予測でさえも、ビットコインが世界の金融システムに与える影響の大きさを示唆している点だ。以下、その全文を翻訳。

ビットコインは今や15年間の取引実績を積み重ねてきました。その実績と数字を見てみましょう。

2010年1月1日時点で、流通しているビットコインは1,624,000枚で、1枚あたり約0.001ドルで取引されていました。ビットコインの時価総額は約1,624ドルでした。

2024年12月31日時点では、1,980.3万枚のビットコインが1枚あたり約93,389ドルで取引され、時価総額は1.85兆ドルとなりました。

この15年間で、ビットコインの資産残高は11,400,000,000,000%(訳者注:ゼロが3つ多い)、つまり約110億%増加しました。

今後15年間で、仮にビットコインが過去15年間の成長率の100万分の1でしか成長しなかったとしても、時価総額は約210兆ドルに達し、世界中の法定通貨と国債を合わせた規模を超えることになります。

そのような世界では、政府が供給量を過度に増やさなければ(この「可能性」は極めて大きな不確定要素です)、自国のシットコインを維持できるかもしれません。しかし、維持できようができまいが、それは大きな問題ではありません。なぜなら、いずれにせよインフレーションは世界の富の大部分に影響を与えることができなくなるからです。

ビットコインに対して弱気な見方をする場合、なぜ今後15年間の成長率が過去15年間の100万分の1よりも大幅に低くなるのかについて、筋の通った説明が必要です。ビットコインが殺すことになるインフレーションから給料をもらっている人々からは、そのような説明は期待できないでしょう。

2025年おめでとうございます!

フィアットはもう終わりです!

https://x.com/saifedean/status/1874529178843848784

訂正:2010年の価格を0.01ドルとして計算していましたが、0.001ドルの方がより正確です。つまり、ビットコインが今後15年間で過去15年間の成長率の1000万分の1でしか成長しなかった場合でも、この分析は成り立ちます。100万分の1ではありません。

https://x.com/saifedean/status/1874533604984037706


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