Swiftのモチベが下がった

uhooi
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公開:2025/8/25

飲み会の帰り、電車の中で暇なのでポエムを書く。

しずかなインターネットへは基本的に酔った状態でしか投稿していない。そのためあとから読み返すとぞわぞわする。すべて私の本心だと思わずに話半分で読んでほしい。

表題の件だが、私はSwiftというプログラミング言語が得意というテイで仕事をしているため、そのモチベが下がったと発言することは何のメリットもない。飯を食っていく上では絶対に言わないほうがいい。

それでも言うのは、自分への戒めと、自分の気持ちを整理するためだ。

iOSアプリエンジニア仲間と雑に話すとき、毎回挙がる話題が2つある。「Xcodeが使いづらい」と「Swiftが難しい」、だ。

「Xcodeが使いづらい」は、昔からずっと言われていることだ。「すぐにクラッシュする」「プレビューが効かない」「リネームできない」などが挙げられる。

飲み会でその場にいない人の悪口を言って盛り上がる嫌な風習があるが、それに近いノリだ。Xcodeの開発者へのリスペクトがまったくもって不足しているが、気軽に一体感を出すためには便利である。無機物な分、人の悪口を言うより罪悪感が少ないというのもある。

弁明するわけではないが、私はみんなが言うほどXcodeが嫌いではない。クラッシュやプレビューはそんなもんだろうと割り切っているし、リネームはLSPがつい最近まで対応していなかったことから優先度が低いと想定できるためだ。

むしろUIはわかりやすくて好きなので、他のIDEと比べて特段劣っているとは思っていない。

Xcodeの話はここまでにして、本題に入る。「Swiftのモチベが下がった」、についてだ。

モチベが下がった理由は大きく2つある。「Swiftが年々難しくなる」と「プライベートでSwiftより興味のあるものができた」だ。

前者について、まずプログラミング言語は仕様が増えることはあっても減ることは基本的にないので、年々難しくなるのは必然である。その上で、非同期処理や所有権、マクロなどの機能が追加され、仕様が複雑になっていることも事実だ。

仕様が追加されるほど解決できることは増えるが、複雑さが増して理解するのが難しくなり、着いていけなくなっているのが正直なところだ。まとまったドキュメントはほとんどなく、プロポーザルやフォーラムを追わないとキャッチアップできない。これらはあくまで提案なので、実装と一致している保証はない。さらに専門用語がふんだんに使われていて、すべて英語で書かれているので、理解するのが大変である。

この状態で他に楽しいことがあれば、モチベを上げるほうが難しいだろう。

後者について、私のXを見ている人ならわかると思うが、私は去年から本格的にポケカや蟲神器にハマっており、平日の業務後や土日はそれらのトレーディングカードゲームに時間を費やすことが多い。

昔はプログラミングのキャッチアップに費やしていた時間が、今はすべて趣味に費やしている状態だ。

プライベートの時間で遊ぶことはいたって普通であり、特段問題になることはない。ただ私にとって「Swiftのモチベが下がった」というだけだ。

勘違いされたくないのが、Swiftというプログラミング言語は今でも好きだ。あくまで今までに比べてモチベが下がっただけだ。

iOS 26から適用されるLiquid Glassには強い興味を持っており、そのために最新の言語仕様を理解する必要があるなら、積極的に学びたいとは思っている。

私は周りの人に比べて頭がいいわけでも仕事ができるわけでもない。その上でモチベも下がっている。この状態で飯を食っていくにはどうすればいいのか。明確な回答がないまま今日も最寄駅の改札をくぐる。