豚汁と多様性

uichi
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今日は豚汁を作りました。冬場は人参やじゃがいも、ごぼう、大根などのが旬なため、豚汁を作るのに最適な時期です。ちなみに豚汁の読み方は、「とんじる」でもよければ「ぶたじる」でもよく、地域によって異なるそうです。「ぶたじる」と読むのは九州の一部の地域に多いらしく、九州出身の知り合いの中には「ぶたじる」と呼ぶ人がいます。「とんじる」派からすると鼻水と音が似ているので慣れないという意見がありますが、こどもの頃から「ぶたじる」で慣れてきた人はさほど違和感がないようです。多様性ですね。

多様性といえば先日読んだ世界一流エンジニアの思考法とGitLabの本にも多様性について書かれていました。前者はマイクロソフトでエンジニアをされている方が書いた本で、後者はGitLabを開発されている会社について書かれた本です。どちらもグローバル企業なため、世界中に従業員がいる会社です。グローバルなゆえ働く人同士の価値観、バックグラウンド、アイデンティティが全く異なるため、お互いを尊重しながら仕事をしていくことの重要性について書かれていました。例えば、誰かに対してフィードバックをするときも批判的になるのではなく、相手への考えを認めながら自分の意見を返すことが生産性を高めるために重要であるということです。同じ国の人同士で仕事をしていると、日常のカルチャーなどで他者と違いを感じることは少ないですが、価値観はそれぞれです。たとえ同じ国の人同士だとしても、尊重を欠くこと、年齢や見た目で差をつけることは仕事でも仕事以外でも避けるべきです。まずは自己と他者の関係構築から、グローバルに寄せていくべきなのかなと思いました。