弟の誕生日(去年9月)のプレゼントを渡しに実家へ。「12時に着くようにするわ」と言ったはいいが結局家を出たのが12時になり大遅刻、弟からは「なんでいつも遅刻すんの」と言われる。年の離れた弟から言われる「なんでいつも遅刻すんの」がこんなにキチィとはね。なんでかは私にもわからない。
弟と両親は本日分の作業を午前中にすべて終わらせていたらしい。家族で飯へ行くことになり、弟の希望でちょっといい回転寿司へ。弟は今農家の修行と大学時代から続けている100円寿司屋のアルバイトを両立しており、今日の夜にもシフトが入っているらしい。バイト先でのまかないも寿司だと言うので「なんで夜に寿司食うのに昼にも寿司食いたいの」と聞いたら「夜に食うのは寿司であって寿司じゃないから」と言っていた。なんとなく言わんとすることはわかる。100円のお店の寿司はそれはそれで美味いけど、スナック菓子みたいな感じがあるよね。
帰りの車で今日はコナンの映画を観るって決めてんだよね〜となんとなく話をしたら、母親が「最近お父さんと一緒に映画行くとお父さんがクライマックスで絶対トイレに立つの、気散るから席離すようにしてる」という話をし始めた。私が「お父さん、もう2時間すらおしっこ我慢できない人になっちゃったんかい」と言うと、運転席の父はバックミラー越しに私と目を合わせ、静かにこくりと頷いた。神妙な面持ちであった。
コナン、すっげ〜面白かった！しかしつい2週間前まで函館に住んでいた身としては出てくる景色ほとんどに見覚えがあってかなり気が散った。映画オリジナルで出てきた家とか以外は全部わかるぞ。さんざっぱら走り回ったあの道で銃撃戦が。殺人が。特に今回出てきた街並みのあたりは、どんなに細かろうが地元民しか通らないような裏道だろうが関係なく全部、間違いなく全部の道を何度も何度も通ったので、スクリーンのコナンがあちこち走るたびに函館での仕事の記憶がブワッッッ甦ってきた。話の内容的には見たいもの全部見せていただきありがとうございます！という感じで、お祭りみたいな映画だったよ。終始蘭ちゃんがかわいかったぜ。
でもやっぱ、内容がっちり押さえるのにもっかい見たいな。本当にむちゃくちゃ気散ってたし……