2月19日/首寝違えた

うき
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朝目覚めると、首の左側に痛み。起き上がろうとするも、体に力を入れた瞬間から首元が(今日はこの動き無理ですよ!!)(これも無理!)(それも無理っす!!!)と元気に叫んでくる。久々に寝違えてしまった。

顔は拭き取り化粧水で拭う。背筋を伸ばしたまま、腰から45度に曲げて朝食の納豆ご飯を食べる。首はなんとかなっても腰がクソ痛い。(あの……これ、「反り腰」すね……)と腰が控えめに手を挙げている。わかってんだようるせーな!とりあえずでフェイタスを貼る。寝違えにフェイタスは効くのか?剥離紙を剥がし、一枚目を、ぺた、ぺ、あれ、貼れない。あー、粘着面同士がくっついてくちゃくちゃ。あーっ二度と剥がれなくなってら。あー、なんもう、あー、あーっあーっ

出勤。襟からなんとか貼ったフェイタスがモロ見えている。真向かいの席の後輩「首どしたんすか?笑」目ざといなおめー。

「寝違えた。今日は私に話しかけないで。まじで痛い」

「おれも野球少年団の頃寝違えたことありますよ。小6の最後の試合の朝に寝違えたんすよ、最悪だった〜。でも真島監督が逆向きにグイ!ってむりやり曲げたら治りました。なのでうきさんも逆向きに無理やり曲げてください。痛いのどっち?右?左?」

「左。無理だよ動かせないよ、痛いもん本当に」

「真島が言ってたから大丈夫。自分でできないなら俺がやってあげましょうか?」

「まじでいい、その方法は絶対間違えてる、絶対に治ってない、痛かったでしょ当時」

「当時は最後の試合だったしアドレナリン出てたから平気でした。俺曲げてあげますよマジで」

「マジでいいって」

「いややりますって」

「いいって」

「一思いに」

「いいって」

「いややりますって」

しつけー。なんなんだよ。真島もよく他所の子供の首を一思いにひねれたもんだな。あと本当に話しかけないでくれよ。疲れるんだよ。

一日中、歩いても座ってパソコン打ってても痛い。ずっと同じ姿勢でいるので痛い部分の筋肉がさらに固まって呼吸が浅くなる。しかし緩めようと身動ぎするとそれが致命的な痛みに。首が痛むだけでこんなに全てがままならなくなるもんなの?もし今度誰か腹立つやついたら絶対首狙う。顔より首。瞬間的な痛みは顔が上だろうけど、後々の鬱陶しさを考えれば、絶対首。

結局夜になっても治らず、今、ソファに仰向けになって、スマホを顔の高さまで掲げてこれを打っている。こういうときにソファの肘置きに頭を載せて寝るなんて、言語道断なのでしょうね。でも、

私が余計な身動きをせずに寝続けているので、猫は喜んでいる。

猫が喜ぶならまー、いっかっ