怒涛の日々。といっても3月後半のようにギチギチに予定が詰まっているという訳ではない。ただただ、毎日何故か疲れていて、やらねばならない小さなことの雪崩に飲み込まれる。朝起きること。身支度をすること。駅まで歩くこと。電車に乗ること。職場での着替え。おはようございますの挨拶。仕事。仕事仕事仕事。帰るに帰れず長引く仕事。汗でドロドロの体。駅まで歩く。電車。帰宅。洗濯。全部全部、本当に、やりたくないのである!!!
少し前、異動先の職場で歓迎会があった日の話をします。と言っても歓迎会に特筆すべきことは一切ない。知らん人があんま知らん話をずっとしてたのでビールを飲んで感覚を麻痺させやり過ごしただけ。しかし歓迎会会場に行くまでは実に多難であった。本当はもっと早く更新するつもりで途中まで書いていたけど、なんやかんや遅くなりました。以下に詳細を記す。
①仕事が終わらない
泊まりの仕事が朝からずっっっっと忙しく、夜9時頃までろくに座れもしなかった。忙しすぎてスマホを充電する暇もなし。なんとか少しの仮眠休憩はもぎ取ったものの、仮眠明けからもほぼ休みはなく、職場を出たのは翌日14時。丸一日以上動き続けて体はドロドロ、一刻も早く風呂に入って気の済むまで寝たいのに、18時からは歓迎会がある。いらね〜。
②メガネが壊れる
仕事中、1歩歩く事にメガネがズ、ズ、ズ、と落ちていくな〜と思っていたら、
このザマであった。仮眠休憩のときに一瞬背中に敷いてしまった記憶はある。それでこんなんになるのか。これまでケースなしでバックにぶちこむ、かけたままうつ伏せで寝る、など数々の乱暴に耐えてきた私のJINS。つるの部分の金属が歪むかネジが緩むかしてしまったのかもしれない、幸い職場の近くにJINSがあるし、帰る前にさっと調整してもらおう、と、フラフラの足取りでJINSへ向かう。
③メガネ、直らず
JINSのお兄さん「つるの根元の部分に亀裂が入っています。このまま無理やり直したら折れてしまいますね」
金属製のつるに亀裂が入っていたらしい。私の背中に敷かれたくらいで?あ、そう。痩せますね。私はこの軟弱なメガネ1本しかメガネを持っておらず、今家にはコンタクトも1枚もない。コンタクトは買わなきゃな〜と思いながら半月経っている。とりあえずこの軟弱メガネが直せないなら新しいものを買わねば飲み会にもいけない、ということで適当に選んだフレームをお兄さんに渡したら「15時以降にお渡しできます 」とのこと。そのとき店内の時計が示していた時刻は14:20。そしてそのときの私のスマホの充電は、ゼロ。モバイルバッテリー、なし。だる。
④王将へ
突然生まれた40分の空白。早く帰るというただ一つの願いが遠のく。ちなみに飲み会の会場は職場の最寄り駅から徒歩15分程の場所。私の自宅は職場から電車に乗って10分先、今いるのは職場の最寄り駅のJINS。つまり私はメガネを受け取ったら電車に乗って自宅へ戻り、風呂に入った後再び今いる場所まで電車で戻って来なければならないということ。30時間働いたあとなので、帰って風呂に入らない選択肢はない、が、本当に面倒すぎる。飲み会がなければ。メガネが壊れなければ……。
メガネができるまでの40分間なにしよう。スマホもないし時間を潰しようがないな。と思いフラフラしていたら本屋をみつけ、そこで文庫本を一冊買う。残り30分。そういえばまだ朝から何も食べていなかったと思い出し、JINSのすぐそばにある王将へ。ラーメンとジャストサイズのチャーハンを食べる。メガネを壊した憎き己の体をさらに強化してしまう。せっかく暇つぶしに本を買ったけど、本読みながらラーメン食うのは無理だと気付く。箸とレンゲで両手が塞がるから。約3時間後に飲み会があるのにラーメンとチャーハンを食べたことにも後悔。
⑤電車を間違える
ラーメンを食べ終わって店内の時計を見るとちょうど15時。JINSで新しいメガネを受け取り、それをかけて駅へ。まだこの駅の構造がよくわかっておらず、隣の駅ビルから改札に向かうまでにも無駄に遠回りしている気がする。気はするが、正しい道がわからない。
やっと飛び乗った電車は快速と思いきや各駅停車。いつも快速使ってるから慣れないな……と思いながら車内で本を読む。読み始めて1分で(なんかこれ読んだことあるな?)と気付く。後で自分のKindleライブラリを漁ると、全く同じ本が読みかけのまま放置されていた。本屋にある大量の本の中からなぜわざわざ被りの本を、しかも何も気付かずに買うかね!?!?ふ、と顔をあげると電車のドアが閉まりそうになっていて、うわやべ!と飛び降りた。ら、私の最寄りから一駅手前の無人駅だった。当然駅前にタクシーがいるような場所ではなく、家まで歩いたら何分かかるかわからないし、というか引っ越したてで地理もろくにわからないからスマホなしではどの方向へ進み出せばいいのかもわからない。時刻表を見ると、次の電車は30分後。
早く帰りたいのに。早く帰りたいのに!近くに公衆電話があるのは見えたので、そこからタクシーに電話、しようにも番号がわからない。私の手には何も役に立たない板と文庫本一冊のみ。諦めて30分、駅のベンチで読書する。やはり、読んだことがある。
⑥タクシーがいない
なんとか30分後の電車に乗り、帰宅。すでに16時を過ぎている。18時の飲み会に行くには17時15分には家を出なければいけない。なんとかかんとかギリギリ身支度を終えて、それでも家から駅まで歩く時間が足りない!ということで、前住んでた街で大変世話になったタクシーアプリを起動。配車ON。タクシーを探しています……タクシーを探しています……探しています……5分経っても手配される気配無し。もしかしてこの町、タクシーないのか?たしかにこれまで見たことは、ないけど…………………
ンモーーーー‼️‼️と半分キレながら駅まで車で向かう。駅横の駐車場に車を停め、電車へ。これで次の日の朝、歩いて駅へ向かい車を回収するというミッションが追加された。だるっ ンモーーー‼️‼️‼️‼️
⑦帰りたい
飲み会は2時間飲み放題でさっくり終了!みたいな感じじゃなく「皆が帰りたくなったら帰る」という制度が採用されていた。皆全然帰りたがらないのでスッゲ長くてちょっとつらかった。
以上が私の4日前の苦しみだ。
やることなすこと全部ダメかい!で面白かったこの日を、記録しないのはもったいないのでね……
ふふ
ではね