立場が人を作るという言葉に懐疑的であった数年前、いや一年前、いや一か月前。いざそれで言うところの「立場」に置かれてみると、「おいおい立場が人を作りすぎだろ」と感じることが多く、かえって面白みがない。歳上の人間が言っていたくっっっだらね〜〜👎👎👎内容のあれこれのうち、いざ同じ歳になって「あ〜まじでそのとおりなんでございますね」と思う、その件数のなんと多いことか。立場が人を作る。嘘ではない。その立場に置かれた瞬間にグワッと広がる視界や揺らぐ価値観がある。
7年前?の新卒時代、常に二人一組で行動する指導員に初日からほとんど口をきいてもらえず、何をすればいいのか?書類は何をどう作ればいいのか?貴方は私に色々教えてくれる立場の人らしいがその態度で一体何を教えられるというのか?話しかけたのに無視するのやめてください、無言で書類返してくるのやめてください、ため息多すぎ、指摘事項の赤ペンの字が達筆すぎて読めないけどそれを確認すると「知らないけど」とか言うのやめてよ、と思い続け、それでもなんとか持ち前の察しのよさで!!意図を汲みなんとかここまでこぎ着けたが、いざかつての上司と同じ立場に置かれた今、色々な状況を加味した上で(あいつのやり方は最低最悪のクソカスであったが抱えていた苦労はわかる)くらいまで思えるようになった。死ぬまでにいつか鼻の骨を折ってやる、と思っていた人間に同情できるまでになったのだ。えらいもんですね。
歳をとるのは面白い。一つの節目だの区切りだのなってしまったら終わりだのなんだかんだ言われる30歳を迎え、周りのガキども(ガキども)(あえてガキどもと言う)から「どうすか30歳」とよう尋ねられるが、どうもこうも楽しい以外に答えようがない。30歳と同時に職場での立場や部門が大きく変わったのでその変化分もあるかもしれないけども、少なくともわたしの今後の人生には希望が満ち溢れています。
満ち溢れているんです。
わたしはね。
なんかね、答え合わせみたいなタイミングがくるんだよね。人生の苦痛な部分って「自分よりちょっと長生きしただけの奴にあれこれ好き勝手言われること」も多いと思うんだけど、それに関しての答え。あのクソ野郎の言っていたことなのにマジで正しかったんかよ!笑というときもあれば、クソカス野郎の言うことはやはりクソカスであった、結論が急につくときもあって
なんかね、面白いよ
ねますっ