RSS リーダーには Pro プランの Inoreader を4年ほど使っていた。この度 Reader に乗り換えた。Reader のほうがデザインがモダンで使いやすい。
機能的には Inoreade のほうが多いが、私の利用状況では乗り換えても問題はなかった。
Reader は、もともと Readwise という様々なコンテンツのハイライトを管理するツールを作っているチームが作っている。Inoreader のときにはハイライト機能は一切使っていなかったが、ハイライトが便利なこともあることに気がついた。多くのコンテンツは一度しか読まないのでハイライトは使わないが、難しい内容の記事や論文は何回も繰り返し読むので、毎回すべて読み直す必要がないようにポイントをハイライトしておくと効率がよいことを知った。実際には、効率が良いだろうとは思っていたが、いままではそれを実現するツールを見つけられていなかった。
Inoreader にハイライト機能はあるが、あくまで Inoreader 内でハイライトするだけだったと思う。hypothesis もあるが、試した当時は便利に使えるようなものではなかった。Readerは、拡張機能を使うことで Web ページに直接ハイライトを表示することができる。これは便利。Web ページを開いたら、過去自分がハイライトしていると直接表示される。あるサービス内部でハイライトするのではなく、Web と直接統合されている感じがとてもよい。
他には、Newletter を受け取る Email アドレスを発行してくれるのは今どきで良い(Inoreader にも同じ機能はある)。面白い機能としては、Youtube 動画の文字起こしにもハイライトをつけることができる。これも便利な場面はありそう。
もう一つのお気に入りとしては、フォルダ機能がないこと。これは良い気がする。詳細は「フォルダー ではなくフィルターを使うことを考える」に書いた。
お試し期間もあるので試す価値はあると思います。
(Readwise には Kindle 本からハイライトをインポートする機能があるのですが、なんと amazon.jp は対応していません。ぜひ機能追加の Upvote お願いします。)