滑車の向きを変えるのだ

ukogi
·

私の頭の中では、ずーっと会話がぐるぐるしている。

それを、「内省ができている」いわれることがある。

言葉を変えれば、考えすぎ。

そんな自分がとてつもなくめんどくさくなる時もたくさんある。

でもこれは、自分の性分だから、きっと変わらないんだろうなと思っている。

何か新しいことをしようといわれたとき、私の中ではできない理由、不安なことが、頭の中を埋め始める。

そして、自分の中でどんどん会話を繰り替えして、私の頭は、まるでハムスターの滑車のように、何時間でもくるくると周り始める。

そして、その回転は、できない理由を雪だるま式に増やし、私のこころをどんどん取り囲み、カーテンを閉めてしまう。

怖い。できない。諦めよう。今じゃないよ。

だけど、それって?

もし、その心の滑車を、別方向に動かすことができたとしたら?

どうやったらできるか?の方向で回転させるように、自分の心を動かすのだ。

別にできないからって、その後の人生が、どうにもこうにもならないなんてことはない。

うまくいかなかったときは、うまくいかなかった。

ただそれだけだ。

私の何かが減ることはない。

できない理由の滑車を回し続けるのであれば、私は何のために、いまの選択したの?

私は、私のままで、自由に、自分の楽しさを守るために、動き出すことを選んだのだ。

それこそ、自分の人生の滑車の進む方向を自分で決めて、動かせるように。

それならば、できない方向に滑車を回している時間はないぞ。

さあ、回すのだ。

くるくると、進みたい方へ。

こわくて当然。こわくてもいい。

それでも、ね。