【読んだ】
砂糖の世界史
Kindle Unlimitedの期限(3ヶ月99円キャンペーン)があと一週間くらいなので、もう一冊くらい何か読もうと思ってウイッシュリスト入れてたものを読んでみた。ジュニア新書で内容は分かりやすくはあるのだが、話が行ったりきたりして、何度も同じ話をするので読むのがちょっと辛かった。
世界史を学ぶ際に、宗教や言語など様々な切り口があるが、本書では「砂糖」という視点で歴史を横断的にみていて新鮮だった。また、世界史と言っているが、結果的には主にイギリスを中心に書かれており、砂糖史においてイギリスが深く関わっている点が面白かった。しかし、砂糖と奴隷は切っても切れない関係であり、2冊連続で西洋史の負の側面を読んでしまい、新たな知識は得られたものの心が疲弊した。
【抜粋1】
砂糖には一般的に5種類の用法があるらしい。
①薬品 ②装飾品 ③香料 ④甘味料 ⑤保存料
①と②はまだ砂糖が貴重品であったときのもので、昔は万病に効く薬と言われていたらしい。まぁ、それは慢性的に栄養不足の時代だから、高カロリーの砂糖は即効性のある薬品になったということらしい。②については、そんな高いものを飾り付けに使えるなんて、なんてお金持ちなんだ!という権力の象徴だったそうな。日本の結婚式のウェディングケーキもその名残らしく、う〜ん、そうだったのか…。
何か強い思想を持っているというわけではないが、自分(達)は別にキリスト教徒でもないしなと、結婚式は神社でおこなった。また、披露宴は近くのホテルで開いたが、夫婦とも洋服を一切着ず全て和装で通していたり。まぁ、ふたりとも和装が好きというだけやけどね。↑を知っていたら、ケーキでなくても、酒樽割るなり、餅をまくなりしても面白かったかなと。別にケーキが悪かったなんてことでも無いけど。
【抜粋2】
イギリス人は今でも摂取カロリーの15〜20%を砂糖から摂取しているらしい。うおお、まじか…。
イギリスのお茶と聞くと、上流階級のティー・パーティーを思い浮かべることが多いかと思うが、産業革命以降の労働者が夕方に栄養を補うためのティー・ブレイク(中休み)にも重要なものやったとか。